Main Content

このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

coder.descriptor.LookupTableDataInterface クラス

名前空間: coder.descriptor
スーパークラス: coder.descriptor.DataInterface

調整可能なパラメーターをもつ Lookup Table ブロックに関する情報を返す

R2020a 以降

説明

coder.descriptor.LookupTableDataInterface オブジェクトは、生成されたコードに調整可能なパラメーターをもつ以下の Lookup Table ブロックの各種プロパティを記述します。

  • 1-D Lookup Table

  • 2-D Lookup Table

  • n-D Lookup Table

  • Interpolation Using Prelookup

  • Sine

  • Cosine

作成

params = getDataInterfaces(codeDescObj, dataInterfaceName) は、モデルに調整可能なパラメーターを使用する Lookup Table ブロックが含まれる場合に coder.descriptor.LookupTableDataInterface オブジェクトを作成します。codeDescObj オブジェクトは、関数 getCodeDescriptor を使用することで、モデル用に作成された coder.codedescriptor.CodeDescriptor オブジェクトです。

入力引数

すべて展開する

Parameters データ インターフェイスの種類を指定します。

例: Parameters

プロパティ

すべて展開する

integerdoublematrix およびそのプロパティなどのデータに関連付けられているデータ型。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

Simulink 識別子 (SID) は、Simulink がブロックに割り当てる、モデル内で一意な数字です。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

テーブル データの関連付けられた調整可能なパラメーターの名前。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ インターフェイスと対話するモデルのバリアント条件

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

生成されたコード内のデータの実装方法の記述。このプロパティは、データ型やサイズなどの特性を示します。コード内でのデータへのアクセス方法やデータの宣言方法も示します。プロパティは、データが変数として宣言されるか、構造体メンバーとして宣言されるかを示します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

ランタイム環境でデータにアクセスするレート。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

モデル コンポーネントの境界で信号に属性として指定された物理単位。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

ブロック出力信号の有効な値の範囲。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

テーブルの有効なサイズの調整可能性がテーブルで有効かどうかを表す値。0 または 1 として指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ型: logical

ブレークポイント セット情報のソースで、'Explicit values' (既定)、'Even spacing' または 'Reference' として指定されます。ブレークポイントの指定は以下のようにマッピングされます。

  • Explicit valuesSTD_AXIS

  • ReferenceCOM_AXIS

  • Even spacingFIX_AXIS

ASAP2 ルックアップ テーブルの詳細については、ルックアップ テーブル向け ASAP2 情報の定義を参照してください。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ型: char

ルックアップ テーブル演算の値を返します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

Lookup Table ブロックで使用される coder.descriptor.BreakpointDataInterface オブジェクトのベクトル。これらのオブジェクトに、ブレークポイント セット データが含まれます。

属性:

GetAccess
public

メソッド

すべて展開する

すべて折りたたむ

この例では、ルックアップ テーブル ブロック情報を取得する方法を説明します。

モデルの作成

ルックアップ テーブル ブロックを含むモデルを開いて、ビルドします。

open_system('ASAP2Demo');
rtwbuild('ASAP2Demo');
### Searching for referenced models in model 'ASAP2Demo'.
### Found 1 model references to update.
### Starting serial model reference code generation build.
### Successfully updated the model reference code generation target for: ASAP2DemoModelRef
### Starting build procedure for: ASAP2Demo
### Successful completion of build procedure for: ASAP2Demo

Build Summary

Code generation targets built:

Model              Action                        Rebuild Reason                       
======================================================================================
ASAP2DemoModelRef  Code generated and compiled.  ASAP2DemoModelRef.c does not exist.  

Top model targets built:

Model      Action                        Rebuild Reason                                    
===========================================================================================
ASAP2Demo  Code generated and compiled.  Code generation information file does not exist.  

2 of 2 models built (0 models already up to date)
Build duration: 0h 0m 41.485s

ルックアップ テーブルのパラメーターのプロパティを返す

モデルのコード記述子オブジェクトを作成します。

codeDescObj = coder.getCodeDescriptor('ASAP2Demo');

ルックアップ テーブルのパラメーターのプロパティを返します。

params = getDataInterfaces(codeDescObj,'Parameters');

変数 params は、coder.descriptor.DataInterface オブジェクトと coder.descriptor.LookupTableDataInterface オブジェクトからなる配列です。モデル ASAP2Demo には 3 つのルックアップ テーブル ブロックが含まれています。調整可能なブレークポイント セット データがあるのはそれらのうち 2 つだけです。コード ジェネレーターは、対応する 2 つの coder.descriptor.LookupTableDataInterface オブジェクトのみを作成します。

配列内の 6 番目の位置にアクセスして Standard_Axis ブロックの詳細を取得します。

params(6)
ans = 
  LookupTableDataInterface with properties:
                       Type: [1x1 coder.descriptor.types.Type]
                        SID: 'ASAP2Demo:12'
              GraphicalName: 'tabledata'
                VariantInfo: [1x0 coder.descriptor.VariantInfo]
             Implementation: [1x1 coder.descriptor.DataImplementation]
                     Timing: [1x0 coder.descriptor.TimingInterface]
                       Unit: 'rpm'
                      Range: [1x1 coder.descriptor.Range]
         SupportTunableSize: 0
    BreakpointSpecification: 'Explicit values'
                     Output: [1x1 coder.descriptor.DataInterface]
                Breakpoints: [1x2 coder.descriptor.BreakpointDataInterface Sequence]

バージョン履歴

R2020a で導入