mlreportgen.report.TitlePage クラス
名前空間: mlreportgen.report
スーパークラス: mlreportgen.report.Reporter
タイトル ページ レポーター
説明
mlreportgen.report.TitlePage クラスのオブジェクトを使用して、タイトル ページをレポートに追加します。
mlreportgen.report.TitlePage クラスは handle クラスです。
クラス属性
HandleCompatible | true |
作成
説明
tp = mlreportgen.report.TitlePage は、既定のタイトル ページ テンプレートを使用するタイトル ページ レポーターを作成します。
tp = mlreportgen.report.TitlePage(Name=Value)
プロパティ
メソッド
例
既定の書式設定を使用するタイトル ページを作成します。レポートにタイトル ページを追加し、レポートを表示します。
import mlreportgen.report.* rpt = Report("output","pdf"); tp = TitlePage(); tp.Title = "Aircraft Tests"; tp.Subtitle = "Monthly Data"; tp.Image = which("b747.jpg"); tp.Author = "John Smith"; tp.Publisher = "MathWorks"; tp.PubDate = date(); add(rpt,tp); close(rpt); rptview(rpt);
既定のタイトル書式を使用しつつも、タイトルの色は赤に変更するタイトル ページを作成します。Title プロパティを DOM Text オブジェクトとして指定し、その色を赤に設定します。
import mlreportgen.report.* import mlreportgen.dom.* rpt = Report("output","pdf"); tp = TitlePage; tp.Title = Text("Aircraft Tests"); tp.Title.Color = "red"; add(rpt,tp); close(rpt); rptview(rpt);
タイトル プロパティの書式設定をオーバーライドするタイトル ページを作成します。タイトル フォントを 24 ポイントの Arial に変更し、タイトル テキストの色を白に変更し、青色の背景を使用します。指定されていないスタイルについては、mlreportgen.dom.Paragraph クラスの既定が使用されます。
import mlreportgen.report.* import mlreportgen.dom.* rpt = Report("output","pdf"); tp = TitlePage(); title = Paragraph("Aircraft Tests"); title.Style = {HAlign("left"),FontFamily("Arial"),... FontSize("24pt"),Color("white"),... BackgroundColor("blue"),... OuterMargin("0in","0in",".5in","1in"),... HAlign("center")}; tp.Title = title; tp.Subtitle = "Monthly Data"; tp.Image = which("b747.jpg"); tp.Author = "John Smith"; tp.Publisher = "MathWorks"; tp.PubDate = date(); add(rpt, tp); close(rpt); rptview(rpt);
ページの向き、ページの余白、ページ サイズ、およびその他のページ レイアウト プロパティは、TitlePage オブジェクトのテンプレートによって決まります。既定のテンプレートのカスタマイズ バージョンを使用することで、タイトル ページのレイアウトをカスタマイズしてオーバーライドできます。それらの要素テンプレートをカスタマイズして、タイトル ページの個々の要素をカスタマイズすることもできます。TitlePage レポーターは、タイトル ページ要素テンプレートをオーバーライドする 2 つの方法をサポートしています。
カスタム TitlePage テンプレートを使用するには次のようにします。
既定のタイトル ページ テンプレートのコピーを作成します。
テンプレートのコピーで、必要に応じてタイトル ページ要素テンプレートを編集します。テンプレートの名前は TitlePageNAME の形式です (NAME はテンプレート ライブラリ内のテンプレートの名前)。たとえば、タイトル テンプレートの名前は TitlePageTitle になります。
オブジェクトの TitlePage の TemplateSrc プロパティをカスタム テンプレートのパスに設定します。
このアプローチは、TitlePage オブジェクトが要素テンプレートを要素に適用するために、ホール レポーターと呼ばれる特殊なレポーターを使用するという点を利用します。そのため、レポーターに対し、TitlePage メソッドを使用して、特定の要素にテンプレートを適用させることができます。たとえば、getTitleReporter メソッドは、TitlePageTitle テンプレートをレポート タイトルのコンテンツに適用するために使用されるレポーターを返します。
カスタマイズするタイトル ページ要素テンプレートを別のテンプレート ライブラリにコピーします。たとえば、レポートのテンプレート ライブラリや DOM ドキュメント パーツ オブジェクトのテンプレート ライブラリをコピーできます。それらのテンプレート ライブラリは、通常、テンプレートのカスタマイズ バージョンを格納するために作成したライブラリです。
カスタマイズするタイトル ページの各要素について、その要素レポーターを取得します。たとえば、タイトルの場合は getTitleReporter メソッドを使用します。
要素レポーターの TemplateSrc プロパティを、カスタマイズされたバージョンの要素テンプレートを含むテンプレート ライブラリのソースに設定します。
要素レポーターの Content プロパティを要素のコンテンツに設定します。
タイトル ページ オブジェクトの要素プロパティを要素レポーター オブジェクトに設定します。
import mlreportgen.report.* import mlreportgen.dom.* rpt = Report("MyReport","pdf","MyCustomPDFTemplate"); tp = TitlePage; titleReporter = getTitleReporter(tp); titleReporter.TemplateSrc = rpt; titleReporter.Content = "My Report"; tp.Title = titleReporter;
