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mlreportgen.report.MATLABCode クラス

名前空間: mlreportgen.report

MATLAB コード レポーター

R2021a 以降

説明

mlreportgen.report.MATLABCode クラスのオブジェクトを使用して、構文を強調表示した MATLAB® コードをレポートに含めます。

mlreportgen.report.MATLABCode クラスは handle クラスです。

クラス属性

HandleCompatible
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

説明

reporter = mlreportgen.report.MATLABCode() は、既定のテンプレートに基づいて空の MATLABCode レポーター オブジェクトを作成します。FileName プロパティを設定して MATLAB コード ファイルを指定するか、Content プロパティを設定してコード コンテンツを指定しなければなりません。レポーター オプションを指定するには、他のプロパティを使用します。

reporter = mlreportgen.report.MATLABCode(filename) は、FileName プロパティが filename に設定された MATLABCode レポーターを作成します。

reporter = mlreportgen.report.MATLABCode(Name=Value) は、名前と値のペアを使用してプロパティを設定します。複数の名前と値のペアの引数を任意の順番で指定できます。

プロパティ

すべて展開する

MATLAB コードを含むファイルのパスとファイル名。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。ファイルは .m または .mlx の拡張子をもつことができます。このプロパティを設定すると、MATLABCode レポーターは Content プロパティを、指定されたファイルに格納されているコードを含む string スカラーに設定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

MATLAB コード。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。FileName プロパティが設定されていない場合にのみ、このプロパティを設定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

コードにスマート インデントを適用するかどうか。true または false として指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

コード複雑度を含めるかどうか。true または false として指定します。値が true の場合、レポートには、MATLAB コードに含まれる各関数の McCabe 循環的複雑度が含められます。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

コード複雑度レポーター。mlreportgen.report.BaseTable オブジェクトとして指定します。BaseTable レポーターは、コード複雑度の表形式データをレポートおよび書式設定するために使用されます。このプロパティの既定値は、TableStyleName プロパティが "MATLABCodeTable" に設定され、その他のプロパティが既定値に設定された BaseTable オブジェクトです。既定のレポーターをカスタマイズするか、カスタム BaseTable レポーターに置き換えることで、テーブルの外観をカスタマイズできます。既定または代替の BaseTable レポーターの Title プロパティで指定したコンテンツは、生成レポート内でタイトルの前に表示されます。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

このレポーターのテンプレートのソース。次のオプションのいずれかとして指定します。

  • このレポーターのテンプレートを含むファイルのパスを指定する文字ベクトルまたは string スカラー

  • テンプレートがこのレポーターのために使用される、またはテンプレート ライブラリがこのレポーターのテンプレートを含むレポーターまたはレポート

  • テンプレートがこのレポーターのために使用される、またはテンプレート ライブラリがこのレポーターのテンプレートを含む DOM ドキュメントまたはドキュメント パーツ

指定したテンプレートは、このレポーターが追加されるレポートと同じタイプにしなければなりません。たとえば、Microsoft® Word レポートでは、TemplateSrc は Word レポーター テンプレートでなければなりません。TemplateSrc プロパティが空の場合、このレポーターはレポートの出力タイプに既定のレポーター テンプレートを使用します。

このレポーターのテンプレートの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。このレポーターのテンプレートは、このレポーター用のテンプレート ソース (TemplateSrc) のテンプレート ライブラリになければなりません。

このレポーターのハイパーリンク ターゲット。リンク ターゲット ID を指定する文字ベクトルもしくは string スカラー、または mlreportgen.dom.LinkTarget オブジェクトとして指定します。文字ベクトルまたは string スカラー値は LinkTarget オブジェクトに変換されます。リンク ターゲットは、出力レポートでこのレポーターのコンテンツの直前にあります。

メソッド

すべて展開する

すべて折りたたむ

関数 myAdd.m の構文を強調表示したコードをレポートします。

レポートを作成します。

import mlreportgen.dom.*
import mlreportgen.report.*

rpt = Report("MyReport","pdf");

章を作成します。

chap = Chapter("The myAdd Function");

myAdd.m のコンテンツをレポートする MATLABCode レポーターを作成します。

mCode = MATLABCode("myAdd.m");

レポーターを章に追加し、章をレポートに追加します。

append(chap,mCode);
append(rpt,chap);

レポートを閉じて、ビューアーを開きます。

close(rpt);
rptview(rpt);

レポートにおいて、構文を強調表示したコードは次のようになります。

バージョン履歴

R2021a で導入