Main Content

mlreportgen.dom.LineBreak クラス

名前空間: mlreportgen.dom

Word レポートまたは PDF レポートでの行区切り

説明

mlreportgen.dom.LineBreak のオブジェクトを使用して、Microsoft® Word レポートまたは PDF レポート内の任意の場所に行区切りを挿入します。

mlreportgen.dom.LineBreak クラスは handle クラスです。

クラス属性

HandleCompatible
true
ConstructOnLoad
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

説明

lBreak = mlreportgen.dom.LineBreak は、行区切りオブジェクトを作成します。

プロパティ

すべて展開する

スタイル名。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。スタイル名は、この要素を追加するドキュメントまたはドキュメント パーツのスタイル シートで指定したスタイルの名前です。指定されたスタイルは、この要素の Style プロパティで指定された書式によってオーバーライドされない限り、出力ドキュメントでのこの要素の外観を定義します。スタイル シートの使用の詳細については、スタイル シートのスタイルの使用を参照してください。

メモ

Microsoft Word 出力ではスタイル名が無視されます。

属性:

NonCopyable
true

データ型: char | string

このドキュメント要素オブジェクトの書式指定。書式オブジェクトの配列として指定します。このプロパティで指定された書式は、この要素の StyleName プロパティで指定された対応する書式をオーバーライドします。この要素に適用されない書式は無視されます。

属性:

NonCopyable
true

データ型: cell

このドキュメント要素のカスタム属性。mlreportgen.dom.CustomAttribute オブジェクトの配列として指定します。カスタム属性は、このオブジェクトが追加されるドキュメント要素の出力形式でサポートされていなければなりません。

属性:

NonCopyable
true

mlreportgen.dom.LineBreak オブジェクトの親。ドキュメント要素オブジェクトとして指定します。ドキュメント要素の親は 1 つでなければなりません。

属性:

SetAccess
private
NonCopyable
true

mlreportgen.dom.LineBreak オブジェクトの子。ドキュメント要素オブジェクトの配列として指定します。このプロパティには、append メソッドを使用して追加されたドキュメント要素オブジェクトが含まれます。

属性:

SetAccess
private
NonCopyable
true

mlreportgen.dom.LineBreak オブジェクトのタグ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。DOM API は、このオブジェクトを作成するときに、セッション固有タグを生成します。生成されるタグの形式は CLASS:ID という形式です。ここで、CLASS はオブジェクト クラスです。ID はオブジェクトの Id プロパティの値です。独自のタグ値を指定すると、ドキュメント生成中に問題が発生したときにどこを確認すればよいかを特定しやすくなります。

属性:

NonCopyable
true

データ型: char | string

mlreportgen.dom.LineBreak オブジェクトのオブジェクト識別子。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。DOM API は、ドキュメント要素オブジェクトの作成時にセッション固有識別子を生成します。Id には独自の値を指定できます。

属性:

NonCopyable
true

データ型: char | string

メソッド

すべて展開する

すべて折りたたむ

この例では、LineBreak オブジェクトを使用して、PDF レポートで行区切りを挿入する方法を説明します。

長い完全修飾名を使用せずに済むよう、DOM API 名前空間をインポートします。

import mlreportgen.dom.*;

Document オブジェクトを作成し、それを開きます。

d = Document("LineBreakReport","pdf");
open(d);

最初のページを作成し、このオブジェクトに見出しを追加します。Paragraph オブジェクト p を作成します。

h = Heading1("Learning to Use Line Breaks");
append(d,h);
p = Paragraph("Use a LineBreak object");

Paragraph オブジェクトの WhiteSpace メソッドに preserve を指定し、行区切りを追加します。LineBreak ハンドル クラスを段落に追加します。

p.WhiteSpace = 'preserve';
append(p,LineBreak);

次の行を既存の Paragraph オブジェクトに追加して、行を挿入します。段落を Document に追加します。

append(p,"to force a new line in a paragraph");
append(d,p);

ドキュメントを閉じて表示します。

close(d);
rptview(d);

バージョン履歴

R2016b で導入