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コンポーネント

コンポーネントは、レポートのコンテンツを指定する MATLAB® オブジェクトです。コンポーネントを追加して、レポートでよく使用されるコンテンツのタイプを指定します。MATLAB Report Generator™ は、MATLAB ベースのレポートにおいて一般的に使用されるコンテンツ タイプを指定する一連のコンポーネントを提供します。Simulink® Report Generator には、Simulink モデルからのレポート生成を容易にする追加のコンポーネントが用意されています。カスタム コンポーネントを作成して、アプリケーション固有のコンテンツを処理することもできます。

レポート エクスプローラーを使用して、対話的にコンポーネントを組み合わせることで、特定のレポートやレポートのタイプのコンテンツを指定するレポート設定を作成しました。コンポーネントの取り扱い方法の一般的な情報については、以下を参照してください。

レポート設定ファイルでは、レポートの目的に応じて以下のコンポーネントのタイプを組み合わせて使用しました。

コンポーネントのタイプ説明
レポート構造コンポーネント

タイトル ページ、章、節、段落、リスト、テーブルおよびその他の標準的なドキュメント構造要素を含みます。

テーブル書式設定コンポーネント

生成されたコンテンツをテーブルに整理します。

プロパティ テーブル コンポーネント

オブジェクトのプロパティ名/プロパティ値のペアを含むテーブルを表示します。

概要テーブル コンポーネント

オブジェクトの指定されたプロパティを含むテーブルを表示します。

論理コンポーネントとループ コンポーネント

子コンポーネントを指定された回数実行します。論理ループや Handle Graphics® ループを含むいくつかのループ コンポーネントがあります。

コンポーネントの書式設定

レポートを生成する場合、[レポート オプション] ダイアログ ボックスのファイル形式フィールドで、目的のレポート出力のタイプを指定します。たとえば、PDF、HTML または Microsoft® Word 形式のレポートを生成できます。

各形式について、以下のスタイル定義ソースのいずれかのスタイルを適用できます。

  • HTML または Word のレポート変換テンプレート

  • HTML、Word または PDF 用モデル エクスプローラー スタイル シート

レポート用に選択した出力形式と関連付けられたテンプレートまたはスタイル シートにより、生成されるレポートの書式設定に関する多くの側面が決まります。たとえば、レポート テンプレートとスタイル シートでは、一般的に、章タイトルと節タイトルに異なるフォント サイズを使用します。詳細については、レポートの出力形式を参照してください。

いくつかのコンポーネントに含まれているプロパティでは、コンポーネントの特定インスタンスに関する形式を詳細に設定できます。たとえば、[MATLAB プロパティ テーブル] では、テーブル枠を表示するかどうか、またはテーブル セルのテキストの配置などの書式設定を指定できます。