概要テーブル コンポーネント
概要テーブル コンポーネントについて
概要テーブル コンポーネントは、オブジェクトの特定のプロパティを含むテーブルを、生成されるレポートに挿入します。次の figloop-tutorial
レポートの概要テーブルに示すように、概要テーブルには行ごとに 1 つのオブジェクトが含まれ、列にはそれぞれのオブジェクト プロパティが表示されます。
次のように、さまざまな概要テーブル コンポーネントを利用できます。
Handle Graphics® 概要テーブル
Simulink® 概要テーブル (Simulink Report Generator™ が必要)
Stateflow® 概要テーブル (Simulink Report Generator が必要)
この例で使用するコンポーネントは、MATLAB® Report Generator 概要テーブル コンポーネントです。このコンポーネントはすべて似たような動作を示します。
サンプル レポート テンプレートを開く
この例では、figloop-tutorial
レポート テンプレートを使用します。Figure ループ チュートリアルのレポート テンプレートを開くには、MATLAB コマンド ラインで以下を入力します。
次のコマンドを実行して、この例で使用されているサポート ファイルにアクセスします。
openExample('rptgen/MatlabReportGeneratorSupportFilesExample');
MATLAB コマンド プロンプトで、次のように入力します。
setedit figloop-tutorial
オブジェクト タイプの選択
[オブジェクト タイプ] 選択リストを使用して、概要テーブルの Handle Graphics オブジェクト タイプ (ブロック、信号、システム、モデルなど) を選択できます。figloop-tutorial
は、figure オブジェクトについてレポートします。
プロパティの追加と削除
概要テーブルに表示するオブジェクト プロパティは [プロパティ列] ペインから選択できます。概要テーブルにプロパティを追加するには、[プロパティ列] テーブルの右側にあるプロパティ カテゴリ ドロップダウン ボックスから、プロパティ カテゴリを選択します。各プロパティ カテゴリにはプロパティの固有のリストがあり、ボックスの下のフィールドに表示されます。次の図は、カテゴリとして [メイン プロパティ]
選択した場合を示しています。
プロパティを追加する方法は以下です。
プロパティ カテゴリ ドロップダウン ボックスから、カテゴリを選択します。
プロパティ リストからプロパティを選択します。
[プロパティの追加] ボタンをクリックします。
[プロパティ列] テーブルにプロパティが表示されます。
テーブルからプロパティを削除する方法は以下です。
[プロパティ列] テーブルでプロパティを選択します。
[プロパティの削除] ボタンをクリックします。
[プロパティ列] テーブルからそのプロパティ名が削除されます。
メモ
レポート エクスプローラーでの変更後、[適用] をクリックして変更を反映します。
有効な変数表記を使用して [プロパティ列] テーブルに名前を入力することで、独自のプロパティを定義できます。
相対的な列幅の設定
生成されるレポートの概要テーブルの列に相対的な列幅を適用するには、[プロパティ列] テーブルのいずれかの行の [Width]
列をダブルクリックします。このフィールドの値を指定しない場合、列幅は自動的に設定されます。
オブジェクト行オプションの設定
[オブジェクト行] ペインを使用すると、アンカー、フィルター、並べ替えオプションなど、テーブル行のオプションを設定できます。[行ごとにアンカーを挿入] を選択し、レポートの各テーブル行にアンカーを配置します。[含める Figure] リストを使用して、概要テーブルに含めるオブジェクトを指定します。
figloop-tutorial
の概要テーブル コンポーネントは、figure オブジェクトについてレポートします。これらの figure オブジェクトのオプションの詳細については、次の節を参照してください。