Figure ループ コンポーネントの編集
レポートの Figure ループ
この例では、Figure ループを使用します。これは、さまざまなループの代表的なものです。Figure ループ コンポーネントは、子コンポーネントを複数回実行します。各反復で、Figure ループは子コンポーネントを Handle Graphics® Figure に適用します。figloop-tutorial
レポート設定ファイルは、複数の Handle Graphics Figure をドキュメント化するレポートを作成します。
MATLAB® コマンド プロンプトで、次のように入力します。
setedit figloop-tutorial
Handle Graphics Figure を表示するには、次のように入力します。
figloopfigures
Figure
Membrane Data
、An Application
およびPeaks Data
が画面に表示されます。これは、それぞれのvisible
プロパティが'on'
になっているためです。Invisible Membrane Data
Figure およびAn Invisible Application
Figure は画面に表示されません。これは、それぞれのvisible
プロパティが'off'
になっているためです。これらの非可視の Figure は存在していますが、表示されません。レポート エクスプローラーの左側にあるアウトライン ペインで、Figure Loop Section 1 という Figure ループ コンポーネントを選択します。
この Figure ループ コンポーネントのプロパティ ペインが表示されます。
Figure プロパティ
Figure プロパティはレポートに表示される Figure を制御します。figloop-tutorial
レポートのテーブル 1.1 には、このチュートリアルで使用している Figure のプロパティの概要が含まれます。
この例では、これらのプロパティを変更しません。詳細については、テーブルのプロパティの追加、置換および削除を参照してください。
現在の Figure のループ
現在の Figure のみをレポートに含めるには、[含める Figure] リストから、[現在の Figure のみ]
を選択します。現在の Figure は、レポート生成時の現在の Figure です。この Figure は、レポート生成前にレポート エクスプローラーで現在の Figure として選択した Figure とは異なる場合があります。たとえば、レポート生成プロセスでレポート内に Figure を作成する場合、HandleVisibility
を 'on'
に設定して最後に作成した Figure が現在の Figure です。
表示可能な Figure のループ
すべての表示可能な Figure のスナップショットをレポートに含めるには、[含める Figure] 選択リストで、[表示可能な Figure]
を選択します。このオプションは、現在開かれていて表示可能なすべての Figure のスナップショットとテーブルを挿入します。
[データ Figure のみ (アプリケーションを除く)] オプションを選択し、
HandleVisibility
パラメーターが'off'
の Figure をループから除外します。レポートを生成するには、レポート エクスプローラーのツール バーで、[レポート] ボタンをクリックします。
生成されたレポートで、[第 2 章 Figures in Report] まで下にスクロールします。Membrane Data
Figure と Peaks Data
Figure が生成されたレポートに表示されます。
タグをもつ Figure のループ
特定のタグをもつ Figure をレポートに含めるには、以下のようにします。
[含める Figure] リストで、
[以下のタグをもつすべての Figure]
を選択します。タグのリストから
membrane
を削除します。[レポート] をクリックし、レポートを生成します。
An Application
Figure と An Invisible Application
Figure がレポートに表示されます。両方とも app
タグをもちます。
ループの節のオプションの変更
ループにおける "節" は生成されるレポート内でテキスト、イメージ、テーブルなどの情報が表示される空間を指します。レポートに表示される各ループの節の外観を変更するには、Figure ループ コンポーネントの [セクションのオプション] ペインにあるオプションを使用します。
ループ内のオブジェクトごとに節を作成 - オブジェクト タイトルを節タイトルとして使用し、ループ内にある各オブジェクトの個々の節を作成します。このオプションは、ループの結果をまとめる章/節コンポーネントがループに含まれていない場合に役立ちます。
節タイトルにオブジェクト タイプを表示 - 節タイトルの前にオブジェクト タイトルを追加します。このオプションを有効にするには、[ループ内のオブジェクトごとに節を作成] を選択します。例:
タグのリストに戻り、「
membrane
」と入力します。figloop-tutorial
レポートを生成します。ループにより生成される Figure は次のようになります。
Membrane Data Invisible Membrane Data An Application An Invisible Application
[ループ内のオブジェクトごとに節を作成] オプションを有効にします。
[節タイトルにオブジェクト タイプを表示] オプションを有効にします。
figloop-tutorial
レポートを生成します。生成される Figure は次のようになります。
Figure - Membrane Data Figure - Invisible Membrane Data Figure - An Application Figure - An Invisible Application
生成される Figure は次のようになります。
Figure - Membrane Data Figure - Invisible Membrane Data Figure - An Application Figure - An Invisible Application
ループ内のオブジェクトごとにリンク アンカーを作成 - 生成されるレポート内のオブジェクトへのハイパーリンクを作成します。