スペクトルの特徴
スペクトルの特徴は、データについての一般的な周波数領域のメトリクスを提供します。スペクトルの特徴を計算するには、パワー スペクトルまたは次数スペクトル変数が既になければなりません。
周波数帯域
スペクトルの特徴が計算される周波数範囲の最小値と最大値を設定します。
スペクトル ピーク
ピーク振幅 — ピークの振幅に基づいて特徴を生成します。
ピーク周波数 — ピークの周波数に基づいて特徴を生成します。
ピーク数 — 特徴を生成するピークの数。ソフトウェアは選択された周波数帯で、降順の振幅順に N 個の最も顕著なピークを選択します。詳細については
findpeaks
で、NPeaks
の名前と値のペアの引数を参照してください。ピーク値の下限しきい値 — 低振幅ピークを除外するようピークのサイズを制限します。詳細については
findpeaks
で、MinPeakHeight
の名前と値のペアの引数を参照してください。最小の周波数ギャップ — 最小の周波数ギャップを指定します。2 つのピークの間のギャップがこの指定より少ない場合、ソフトウェアはこのペアのうち小さい方のピークを無視します。詳細については
findpeaks
で、MinPeakDistance
の名前と値のペアの引数を参照してください。ピーク偏位の許容誤差 — ピークの最小プロミネンスを指定します。ピークのプロミネンスは、他のピークに対して相対的に、内部的な高さと場所によってどの程度顕著であるかを計測します。詳細については
findpeaks
で、MinPeakProminence
の名前と値のペアの引数を参照してください。
詳細については、findpeaks
を参照してください。
モーダル係数
モーダル係数の特徴は周波数応答情報からモーダル パラメーターを抽出します。[ピーク数] の設定により、返されるモーダル係数の数が決定されます。
固有周波数 — 各モードに対応する固有振動数
減衰定数 — 各モードに対応する減衰定数
詳細については、modalfit
を参照してください。
帯域パワー
帯域パワーは、選択された周波数帯域での信号のパワーを表します。これは、選択された帯域制限内のスペクトル曲線の下の領域として定義されます。
その他の情報
ソフトウェアは計算の結果を新しい特徴に格納します。この新しい特徴名には接尾辞 spec
をもつソース信号名が含まれています。