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time2num

duration 配列または datetime 配列を、指定した時間単位をもつ数値ベクトルに変換する

R2020a 以降

説明

time2num は、診断特徴デザイナーで生成されたコードで使用される関数です。

[x,origUnit] = time2num(T,targetUnit) は、時間配列 T を元のデータ型と単位から、targetUnit の単位で表現された数値ベクトル x に変換します。たとえば、T がデータ測定のタイムスタンプを含む datetime ベクトルであり、T を、時間単位で時を表す数値ベクトル x に変換するとします。x = time2num(T,"hours") を使用します。

x が既に数値ベクトルである場合、time2numxT に設定し、targetUnit を無視します。

診断特徴デザイナーで生成されるコードでは、スペクトルの処理や他の計算を実行する際に time2num が使用されます。

入力引数

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サンプリング時点の時間配列。1 次元 datetime 配列、1 次元 duration 配列、または数値ベクトルとして表します。

変換後の数値ベクトルに対応する時間単位。string として指定します。targetUnit は以下のいずれかにできます。

  • "seconds"

  • "minutes"

  • "hours"

  • "days"

  • "years"

  • ""

targetUnit を省略するか、targetUnit"" に設定した場合、time2num は元の時間単位を T から導出します。

  • Tduration 配列の場合、time2numtimeUnitduration 配列の単位に設定。

  • Tdatetime 配列の場合、time2num はサンプル時間に基づいて timeUnit の最適な値を決定。たとえば、T のタイムスタンプが 100 秒おきである場合、time2numtimeUnit"minutes" に設定します。

  • T が数値配列の場合、time2numtargetUnit を無視し、xT に設定。

例: tNumeric = time2num(Tacho.Time,"seconds")

出力引数

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サンプリング時点。数値ベクトルとして返されます。開始点 x(1)T のデータ型によって異なります。

  • Tdatetime 配列の場合、x(1) は 0。

  • Tduration 配列または数値ベクトルの場合、x(1)T(1) で、targetUnit が指定されていれば、targetUnit の単位に変換される。

  • T が数値ベクトルの場合、x(1)T(1)

T の元の単位。string として返されます。

バージョン履歴

R2020a で導入