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adjacentPairCorrelationModel
構文
説明
adjacentPairCorrelationModel(
は、data
)data
のバッテリー データを解析して直列接続リチウムイオン バッテリー パックの隣接するセル間の電圧の相関係数を求め、その結果をプロットします。
隣接するセルのペア間の相関係数が低いほど、そのペアのセルの一方に内部短絡回路などの故障状態がある可能性が高くなります[1]。相関係数が最も低いセルのペアがプロットの凡例で示されます。この構文を使用すると、パック内の "最悪のセル" のインデックスも表示されます。
アルゴリズムで data
を収集する際、バッテリーの活動には何の制限も課されません。バッテリーの動作シーケンスは、充電相、放電相、待機相など、いずれの段階でもかまいません。
adjacentPairCorrelationModel(
は、1 つ以上の名前と値の引数で指定された追加のオプションを組み込みます。たとえば、バッテリー停止時のより高いレベルのノイズに対応するには、引数 data
,Name=Value
)SquarewaveAmp
を既定値の 0.003 より大きい値に増やします。
例
入力引数
名前と値の引数
出力引数
参照
[1] Xia, Bing, Yunlong Shang, Truong Nguyen, and Chris Mi. “A Correlation Based Fault Detection Method for Short Circuits in Battery Packs.” Journal of Power Sources 337 (January 2017): 1–10. https://doi.org/10.1016/j.jpowsour.2016.11.007.
拡張機能
バージョン履歴
R2023a で導入