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uitreenode

ツリー ノード コンポーネントの作成

説明

node = uitreenode は新しい Figure ウィンドウ内にあるツリーの内部でツリー ノード UI コンポーネントを作成し、TreeNode オブジェクトを返します。MATLAB® は関数 uifigure を呼び出して Figure を作成します。

node = uitreenode(parent) は、指定した親コンテナーにツリー ノードを作成します。親コンテナーは Tree または TreeNode オブジェクトです。

node = uitreenode(parent,sibling) は、指定した親コンテナーに、指定した兄弟ノードの後にツリー ノードを作成します。

node = uitreenode(parent,sibling,location) は、ツリー ノードを作成し、兄弟ノードの後または前に配置します。location"after" または "before" として指定します。

node = uitreenode(___,Name,Value) は 1 つ以上の Name,Value のペアの引数を使用して、TreeNode のプロパティ値を指定します。前述の構文のいずれかを使用する場合に、Name,Value を引数の最後の組として指定します。

すべて折りたたむ

Sample Data という名前の親ノードを Sample 1 という名前の子ノードと共に含むツリーを作成します。ツリーを展開すると、両方のノードが表示されます。

fig = uifigure;
t = uitree(fig);
parent = uitreenode(t,"Text","Sample Data");
child = uitreenode(parent,"Text","Sample 1");
expand(t)

Tree with a parent node labeled "Sample Data" and a child node labeled "Sample 1"

親ノードと子ノードをもつツリーを作成します。ツリーを展開すると、両方のノードが表示されます。

fig = uifigure;
t = uitree;
p = uitreenode(t,"Text","Teas");
c1 = uitreenode(p,"Text","Green Tea");
expand(t);

Tree with a parent node labeled "Teas" and a child node labeled "Green Tea"

新しい子ノードをツリーの c1 ノードの上に追加します。

c2 = uitreenode(p,c1,"before","Text","Oolong Tea");

Tree with a parent node labeled "Teas" and two child nodes. The first child is labeled "Oolong Tea" and the second is labeled "Green Tea"

スポーツ別にグループ分けされたアスリート名を表示するアプリを作成します。アプリ ユーザーが名前をクリックすると、MATLAB はそのアスリートに関するデータを表示します。

ツリー、入れ子にされたツリー ノードのセット、およびツリーのコールバック関数を作成するための次のコマンドを含む mytreeapp.m というプログラム ファイルを作成します。SelectionChangedFcn プロパティは、ユーザーがツリーのノードをクリックしたときに実行する関数を指定します。

function mytreeapp
    fig = uifigure;
    t = uitree(fig,"Position",[20 20 150 150]);

    % Assign callback in response to node selection
    t.SelectionChangedFcn = @nodechange;

    % First level nodes
    category1 = uitreenode(t,"Text","Runners","NodeData",[]);
    category2 = uitreenode(t,"Text","Cyclists","NodeData",[]);

    % Second level nodes.
    % Node data is age (y), height (m), weight (kg)
    p1 = uitreenode(category1,"Text","Joe","NodeData",[40 1.67 58] );
    p2 = uitreenode(category1,"Text","Linda","NodeData",[49 1.83 90]);
    p3 = uitreenode(category2,"Text","Rajeev","NodeData",[25 1.47 53]);
    p4 = uitreenode(category2,"Text","Anne","NodeData",[88 1.92 100]);

    % Expand the tree
    expand(t);
    
    % Create the function for the SelectionChangedFcn callback
    % When the function is executed, it displays the data of the selected item
    function nodechange(src,event)
        node = event.SelectedNodes;
        display(node.NodeData);
    end
end

ユーザーが mytreeapp を実行してツリーのノードをクリックすると、MATLAB はそのノードの NodeData を表示します。

Tree UI component with parent nodes labeled "Runners" and "Cyclists". Each parent node has two child nodes with athlete names.

table のデータに基づいてノードを追加するツリーを作成します。

UI コンポーネントを保持するグリッド レイアウト マネージャーをもつ Figure を作成します。電力会社の停電に関するサンプル データを読み込み、データを表示するテーブル UI コンポーネントを作成します。次にツリーを作成して、停電した地域および原因をリストするノードを保持します。

fig = uifigure;
gl = uigridlayout(fig,[1 2]);
gl.ColumnWidth = {'2x','1x'};

T = readtable("outages.csv");
T = T(1:20,["Region","OutageTime","Loss","Cause"]);
tbl = uitable(gl,"Data",T);

tr = uitree(gl);

ツリーに表示する table 変数を指定します。これらの変数それぞれに対して、テキストが変数名である最上位ノードを作成します。変数に対する table エントリを categorical 配列に変換し、カテゴリのリストを names として返すことにより、関連するデータを抽出します。次に、カテゴリをループします。各要素に対して、適切な親ノードの下でツリーにノードを追加します。

vars = ["Region","Cause"];

for k1 = 1:length(vars)
    var = vars{k1};
    varnode = uitreenode(tr,"Text",var);
    rows = T{:,var};
    names = categories(categorical(rows));
         
    for k2 = 1:length(names)
        text = names{k2};
        uitreenode(varnode,"Text",text);
    end
end

ツリーを展開すると、すべてのノードが表示されます。

expand(tr)

Figure window with a table and a tree. The table contains outage sample data, and the tree contains a node for each region and cause in the table data.

異なるファイル タイプを視覚的に区別できるように、ファイル構造を展示するツリー中のノードのスタイルを決定します。

ツリー UI コンポーネントを作成します。各最上位ノードはフォルダーを表します。各子ノードはそのフォルダー中のファイルを表します。ツリーを展開すると、すべてのノードが表示されます。

fig = uifigure("Position",[300 300 350 400]);
t = uitree(fig);

% Parent nodes
n1 = uitreenode(t,"Text","App 1");
n2 = uitreenode(t,"Text","App 2");
n3 = uitreenode(t,"Text","Images");

% Child nodes
n11 = uitreenode(n1,"Text","myapp1.m");
n21 = uitreenode(n2,"Text","myapp2.m");
n22 = uitreenode(n2,"Text","app2callback.m");
n31 = uitreenode(n3,"Text","peppers.png");

expand(t)

Tree with three top-level nodes with text "App 1", "App 2", and "Images", and nested nodes with file names.

3 つのスタイルを作成します。1 つはフォントの太さが太字、1 つはフォントの角度がイタリック、1 つはアイコンです。

dirStyle = uistyle("FontWeight","bold");
mStyle = uistyle("FontAngle","italic");
imgStyle = uistyle("Icon","peppers.png");

太字のスタイルを最上位ノードに適用して、フォルダーを表すノードを区別します。イタリックのスタイルを App 1 ノードおよび App 2 ノードの子に適用して、MATLAB プログラム ファイルを表すノードを区別します。最後に、イメージ ファイルを表すノードにアイコンのスタイルを適用し、イメージのプレビューを表示します。

addStyle(t,dirStyle,"level",1)
addStyle(t,mStyle,"node",[n1.Children;n2.Children])
addStyle(t,imgStyle,"node",n31)

Tree UI component. The "App 1", "App 2", and "Images" nodes are bold, the nodes with file names that end in .m are italic, and the image file name has an icon of the image to its left.

ツリー コンポーネントのコンテキスト メニューを作成します。コンテキスト メニューをツリー内の最上位ノードすべてに割り当てます。

現在のフォルダー内の新規スクリプトに、UI figure を作成します。次に、4 つの最上位ノードと入れ子ノードのセットをもつツリーを作成します。

fig = uifigure;

t = uitree(fig,"Position",[20 200 175 100]);

category1 = uitreenode(t,"Text","Runners");
r1 = uitreenode(category1,"Text","Joe");
r2 = uitreenode(category1,"Text","Linda");

category2 = uitreenode(t,"Text","Cyclists");
c1 = uitreenode(category2,"Text","Rajeev");

category3 = uitreenode(t,"Text","Hikers");
h1 = uitreenode(category3,"Text","Jack");

category4 = uitreenode(t,"Text","Swimmers");
s1 = uitreenode(category4,"Text","Logan");

Tree with four collapsed top-level nodes

ユーザーがクリックして単一のツリー ノードまたはすべてのツリー ノードを展開できるメニュー項目を 1 つとサブメニューを 2 つ備えた、コンテキスト メニューを作成します。各サブメニューに対してコールバック関数 MenuSelectedFcn を指定し、ユーザーがメニュー オプションを選択すると実行されるようにします。関連するアプリ オブジェクトを入力として各関数に渡し、コールバック関数内からアプリ データにアクセスします。

cm = uicontextmenu(fig);
m1 = uimenu(cm,"Text","Expand...");

sbm1 = uimenu(m1,"Text","This Node", ...
    "MenuSelectedFcn",{@expandSingle,fig});
sbm2 = uimenu(m1,"Text","All Nodes", ...
    "MenuSelectedFcn",{@expandAll,t});

各ノードの ContextMenu プロパティを ContextMenu オブジェクトに設定することで、コンテキスト メニューを最上位のツリー ノードに割り当てます。

category1.ContextMenu = cm;
category2.ContextMenu = cm;
category3.ContextMenu = cm;
category4.ContextMenu = cm;

ファイルの下部で、コールバック関数 expandSingle および expandAll を定義します。MATLAB がすべてのコールバック関数に渡すソースとイベント データを受け入れるように、関数を定義します。

関数 expandSingle を定義して、ツリーを含む UI figure オブジェクトも受け入れるようにし、また、Figure の CurrentObject プロパティを使用して、コンテキスト メニューを表示するためにクリックされたツリー ノードを特定するようにします。次に、ノードを展開します。

ツリー オブジェクトも受け入れるように関数 expandAll を定義し、ツリー内のすべてのノードを展開します。

function expandSingle(src,event,f)
node = f.CurrentObject;
expand(node)
end

function expandAll(src,event,t)
expand(t)
end

スクリプトを保存して実行します。任意の最上位のツリー ノードを右クリックし、コンテキスト メニューを表示します。

A context menu associated with the "Cyclists" node. The "Expand" menu option is highlighted, and there is a submenu with options "This Node" and "All Nodes".

入力引数

すべて折りたたむ

親オブジェクト。Tree または TreeNode オブジェクトとして指定します。

兄弟ノード。TreeNode オブジェクトとして指定します。

兄弟を基準とするノードの相対位置。"after" または "before" として指定します。

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

例: node = uitreenode(t,Text="Measurements") は、"Measurements" というラベルをもつツリー ノードを作成します。

R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

例: node = uitreenode(t,"Text","Measurements") は、"Measurements" というラベルをもつツリー ノードを作成します。

メモ

以下にリストするプロパティは、利用できるプロパティの一部です。完全な一覧については、TreeNode のプロパティ を参照してください。

ノード テキスト。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

アイコンのソースまたはファイル。文字ベクトル、string スカラー、または m x n x 3 のトゥルーカラー イメージ配列として指定します。ファイル名には、MATLAB パス上のイメージ ファイル名、あるいはイメージ ファイルへの絶対パスを指定できます。他のユーザーとアプリを共有する予定の場合は、アプリのパッケージ化を容易にするためにイメージ ファイルを MATLAB パス上に配置します。

サポートされているイメージ形式には、JPEG、PNG、GIF、SVG または m x n x 3 のトゥルーカラー イメージ配列が含まれます。トゥルーカラー イメージ配列の詳細については、イメージの種類を参照してください。

例: 'icon.png' は、MATLAB パス上のアイコン ファイルを指定します。

例: 'C:\Documents\icon.png' は、イメージ ファイルへの絶対パスを指定します。

ノードのデータ。任意の型の配列として指定します。ノードに関連するデータをアプリ コード内で共有するには、NodeData を指定します。

バージョン履歴

R2017b で導入