uicheckbox
チェック ボックス コンポーネントの作成
説明
は、チェック ボックスを新しい Figure ウィンドウ内に作成し、cbx
= uicheckboxCheckBox
オブジェクトを返します。MATLAB® は関数 uifigure
を呼び出してこの Figure を作成します。
は、1 つ以上の cbx
= uicheckbox(___,Name,Value
)Name,Value
のペアの引数を使用して、CheckBox
のプロパティを指定します。このオプションは、前述の構文のすべての入力引数の組み合わせで使用できます。
例
チェック ボックスを作成
チェック ボックスを作成します。
fig = uifigure; cbx = uicheckbox(fig);
パネル内にチェック ボックスを作成
パネルを作成します。次に、パネル内にチェック ボックスを作成します。
fig = uifigure; pnl = uipanel(fig); cbx = uicheckbox(pnl);
チェック ボックスのプロパティ値の設定とアクセス
チェック ボックスを作成し、プロパティ値を指定します。
fig = uifigure; cbx = uicheckbox(fig, 'Text','Show Value',... 'Value', 1,... 'Position',[150 50 102 15]);
チェック ボックスをオフにします。
cbx.Value = 0;
チェック ボックスのテキストのフォントサイズを調べます。
fsize = cbx.FontSize
fsize = 12
チェック ボックスをオンにしたことに対するコードの応答
ラジオ ボタン グループとチェック ボックスを作成します。アプリ ユーザーがチェック ボックスをオンにすると、ラジオ ボタンが無効になります。
MATLAB パス上の disableRadioButton.m
に次のコードを保存します。
次のコードは、ラジオ ボタン グループとチェック ボックスを含むウィンドウを作成します。アプリ ユーザーがチェック ボックスをオフにすると、チェック ボックスの ValueChangedFcn
が 3 番目のラジオ ボタンを無効にします。
function disableRadioButton % Create a figure window: fig = uifigure('Position',[100 100 229 276]); % Create a button group and radio buttons: bg = uibuttongroup('Parent',fig,... 'Position',[56 77 123 85]); rb1 = uiradiobutton(bg,'Position',[10 60 91 15]); rb2 = uiradiobutton(bg,'Position',[10 38 91 15]); rb3 = uiradiobutton(bg,'Position',[10 16 91 15]); % Create a check box: cbx = uicheckbox(fig,'Position',[55 217 102 15],... 'ValueChangedFcn',@(cbx,event) cBoxChanged(cbx,rb3)); end % Create the function for the ValueChangedFcn callback: function cBoxChanged(cbx,rb3) val = cbx.Value; if val rb3.Enable = 'off'; else rb3.Enable = 'on'; end end
disableRadioButton
を実行してからチェック ボックスをオンにします。3 番目のボタンは無効になります。
入力引数
parent
— 親コンテナー
Figure
オブジェクト (既定値) | Panel
オブジェクト | Tab
オブジェクト | ButtonGroup
オブジェクト | GridLayout
オブジェクト
親コンテナー。関数 uifigure
を使用して作成された Figure
オブジェクト、またはその子コンテナー (Tab
、Panel
、ButtonGroup
または GridLayout
) のいずれかとして指定します。親コンテナーを指定しない場合、MATLAB は関数 uifigure
を呼び出し、親コンテナーとして機能する新しい Figure
オブジェクトを作成します。
名前と値の引数
引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: 'Value',1
は、画面にオンの状態のチェック ボックスを表示するように指定します。
以下にリストするプロパティは、利用できるプロパティの一部です。完全なリストについては、CheckBox のプロパティ を参照してください。
Value
— チェック ボックスの状態
0 (既定値) | 1
チェック ボックスの状態。0
(false) または 1
(true) として指定します。Value
プロパティが 1
に設定されている場合、チェック ボックスはオンです。Value
プロパティが 0
に設定されている場合、チェック ボックスはオフです。
ValueChangedFcn
— 値が変更されたときのコールバック
[]
(既定値) | 関数ハンドル | cell 配列 | 文字ベクトル
値が変更されたときのコールバック。次の値のいずれかとして指定します。
関数ハンドル。
最初の要素が関数ハンドルである cell 配列。cell 配列内のその後の要素はコールバック関数に渡される引数です。
有効な MATLAB 式を含む文字ベクトル (非推奨)。MATLAB は、この式をベース ワークスペースで評価します。
このコールバックは、ユーザーがアプリでチェック ボックスをオンまたはオフにしたときに実行されます。チェック ボックスの値がプログラムによって変更された場合にはコールバックは実行されません。
このコールバック関数は、ユーザーのチェック ボックス操作に関する特定の情報にアクセスできます。MATLAB は、この情報を ValueChangedData
オブジェクトに格納して、2 番目の引数としてコールバック関数に渡します。App Designer では、引数は event
と呼ばれます。ドット表記を使用して、オブジェクトのプロパティをクエリできます。たとえば、event.PreviousValue
はチェック ボックスの直前の値を返します。ValueChangedData
オブジェクトは、文字ベクトルとして指定されているコールバック関数では使用できません。
次の表に、ValueChangedData
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 値 |
---|---|
Value | アプリ ユーザーによる最新操作の後のチェック ボックスの値。 |
PreviousValue | アプリ ユーザーによる最新操作の前のチェック ボックスの値。 |
Source | コールバックを実行するコンポーネント。 |
EventName | 'ValueChanged' |
コールバックの記述の詳細については、App Designer のコールバックを参照してください。
Position
— チェック ボックスの位置とサイズ
[100 100 84 22]
(既定値) | [left bottom width height]
親を基準にしたチェック ボックスの位置とサイズ。ベクトル [left bottom width height]
として指定します。次の表で、ベクトルの各要素について説明します。
要素 | 説明 |
---|---|
left | 親コンテナーの内側左端からチェック ボックスの外側左端までの距離 |
bottom | 親コンテナーの内側下端からチェック ボックスの外側下端までの距離 |
width | チェック ボックスの外側の右端と左端の間の距離 |
height | チェック ボックスの外側の上端と下端の間の距離 |
Position
の値の基準は、親コンテナーの "描画可能領域" です。描画可能領域は、コンテナーの境界線の内側にある領域で、メニュー バーやタイトルなどの装飾が占める領域は含まれません。
すべての測定単位はピクセルです。
例: [200 200 102 15]
バージョン履歴
R2016a で導入R2020b: チェック ボックスのテキストの折り返し
表示するテキストより UI コンポーネントの幅が小さい場合に、テキストが水平方向に切り捨てられないようにするには、WordWrap
プロパティを使用します。WordWrap
プロパティを 'on'
に設定すると、各行がコンポーネントに収まるようにテキストが新しい行に折り返されます。可能な限り、単語の途中での改行はされません。プロパティが 'off'
に設定されている場合、テキストは折り返されません。
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