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tallrng

tall 配列での乱数発生の制御

説明

tallrng('default') は、tall 配列計算で使用される乱数発生器の設定を既定値に指定します。発生する乱数は、MATLAB® を再起動した場合と同様になります。

tallrng('shuffle') は、現在時間に基づく乱数発生器のシードを設定します。乱数が生成されるたびに異なる乱数列が必要な場合に、この構文を使用します。

tallrng(seed) は、乱数発生器の開始点またはシードを設定します。予測可能な数列を生成する場合に、この構文を使用します。

tallrng(seed,generator) または tallrng('shuffle',generator) は乱数発生器を選択します。たとえば、tallrng(0,'mlfg6331_64') のようになります。

state = tallrng は、乱数発生器の現在の状態を構造体として返します。この構造体を使用して、後で tallrng(state) によって乱数発生器をキャプチャした状態に復元します。

tallrng(state) は、state = tallrng で以前にキャプチャした設定を使用して、乱数発生器の状態を復元します。

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発生器の設定をキャプチャし、乱数の配列を生成してから、予測可能な乱数の配列を作成するために、発生器を初期設定に戻します。

乱数発生器の現在の状態を保存します。

state = tallrng
state = struct with fields:
           Type: 'threefry'
           Seed: 0
    StreamIndex: 1
      Substream: 1

arrayfun を使用して、乱数の tall 配列を作成します。

t = tall(zeros(10,1));
n1 = arrayfun(@(x) x+randn, t)
n1 =

  10x1 tall double column vector

   -0.3479
    0.1057
    0.3969
    0.6544
   -1.8228
    0.9587
    0.5360
   -0.5779
      :
      :

発生器を以前の状態に戻し、乱数の配列を再生成します。2 つの配列 n1n2 は等しくなります。

tallrng(state)
n2 = arrayfun(@(x) x+randn, t)
n2 =

  10x1 tall double column vector

   -0.3479
    0.1057
    0.3969
    0.6544
   -1.8228
    0.9587
    0.5360
   -0.5779
      :
      :

入力引数

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乱数シード。非負の整数として指定します。シードは、アルゴリズムが乱数を生成する開始点を指定します。再現可能な結果が必要な場合に、シードを指定します。

シードの最大値は 232-1 です。

例: tallrng(3)

乱数発生器。次の表にあるいずれかの乱数発生器として指定します。正式な名前または便宜上の名前を指定できます。

名前便宜上の名前説明
'threefry4x64_20' (既定)'threefry'Threefry 4x64 発生器、20 ラウンド
'mrg32k3a' 'combRecursive'

結合多重再帰発生器

'mlfg6331_64''multFibonacci'

乗法ラグ フィボナッチ発生器

'philox4x32_10''philox'Philox 4x32 発生器、10 ラウンド

tallrng は、複数のストリームやサブストリームをサポートする乱数発生器に対応します。MATLAB で使用可能な発生器の完全な一覧については、乱数発生器の選択を参照してください。

例: tallrng(0,'mlfg6331_64')

乱数発生器の以前の状態。state = tallrng を使用して以前に作成した構造体として指定します。

例: state = tallrng は乱数発生器の現在の状態をキャプチャし、tallrng(state) は発生器をこれらの設定に戻します。

データ型: struct

出力引数

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乱数発生器の状態。次のフィールドをもつ構造体として返されます。

フィールド説明値の例
Type乱数発生器のタイプ'threefry'
Seedアルゴリズム (再現性用) の開始点を示す数値0
StreamIndex関連するグローバル ストリームを示すインデックス 1
Substream関連するサブストリームを示すインデックス1

例: state = tallrng は乱数発生器の現在の状態をキャプチャし、tallrng(state) は発生器をこれらの設定に戻します。

データ型: struct

ヒント

  • Statistics and Machine Learning Toolbox™ がある場合は、tallrng は、関数 datasample、関数 cvpartition、および TreeBagger が tall 配列の計算時に生成する乱数を制御します。

互換性についての考慮事項

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R2019a での動作変更

参考

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R2017b で導入