Main Content

strjust

説明

メモ

strjust よりも pad の方が、柔軟性に優れておりベクトル化を使用できるため推奨されます。詳細については、代替機能を参照してください。

newStr = strjust(str) は、str 内のテキストを右揃えにして返します。

  • str の末尾に空白文字がある場合、これは newStr の先頭の空白文字となる。

  • str の末尾に空白文字がない場合、strjuststr を変更せずに返す。

newStr = strjust(str,side) は、テキストを side で指定された位置に揃えて返します。str のテキストは左揃え、右揃え、中央揃えにできます。

すべて折りたたむ

一部の要素の末尾に空白文字がある string 配列を作成します。

str1 = ["Skylab";
        "Mir   ";
        "ISS   "]
str1 = 3x1 string
    "Skylab"
    "Mir   "
    "ISS   "

テキストを右揃えにします。"Skylab" に空白文字がないため、strjust は最初の要素を変更しません。

str2 = strjust(str1)
str2 = 3x1 string
    "Skylab"
    "   Mir"
    "   ISS"

文字ベクトルの cell 配列を作成します。文字ベクトルの一部には先頭と末尾に空白文字があります。

C1 = {'Euler    ';
      'Fibonacci';
      '    Gauss'}
C1 = 3x1 cell
    {'Euler    '}
    {'Fibonacci'}
    {'    Gauss'}

テキストを中央揃えにします。テキストの先頭または末尾、あるいはその両方が空白文字の場合、strjust はテキストの先頭と末尾の空白文字数が等しくなるよう調整します。テキストの先頭にも末尾にも空白文字がない場合、strjust はテキストを変更しません。

C2 = strjust(C1,'center')
C2 = 3x1 cell
    {'  Euler  '}
    {'Fibonacci'}
    {'  Gauss  '}

入力引数

すべて折りたたむ

入力テキスト。文字配列、文字ベクトルの cell 配列、または string 配列として指定します。

テキストを揃える位置。'left''right''center' のいずれかとして指定します。既定の動作ではテキストは右揃えとなります。

代替機能

strjust を使用しているコードについて、代わりに pad を使用するように更新します。テキストを左揃えまたは右揃えにする場合は、さらに strip を使用して先にテキストから空白を削除します。以下に例を示します。

コンテキスト非推奨推奨
右揃えstrjust(A)pad(strip(A),"left")
左揃えstrjust(A)pad(strip(A),"right")
中央揃えstrjust(A,"center")pad(A,"both")

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入