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NaN
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配列の平均値
M = mean(A)
M = mean(A,'all')
M = mean(A,dim)
M = mean(A,vecdim)
M = mean(___,outtype)
M = mean(___,nanflag)
例
M = mean(A) は、サイズが 1 ではない最初の配列の次元に沿った A の要素の平均値を返します。
A
A がベクトルの場合、mean(A) は要素の平均値を返します。
mean(A)
A が行列の場合、mean(A) は各列の平均値を含む行ベクトルを返します。
A が多次元配列の場合、mean(A) は、サイズが 1 でない最初の配列次元に対して作用します。ここでは要素をベクトルとして扱います。この次元は 1 になりますが、他のすべての次元のサイズは変化しません。
1
M = mean(A,'all') は、A のすべての要素の平均値を計算します。この構文は、MATLAB® R2018b 以降で有効です。
'all'
M = mean(A,dim) は、次元 dim に沿って平均値を返します。たとえば、A が行列の場合、mean(A,2) は各行の平均値をもつ列ベクトルになります。
dim
mean(A,2)
M = mean(A,vecdim) は、ベクトル vecdim で指定した次元に基づいて平均値を計算します。たとえば、A が行列の場合、mean(A,[1 2]) は、A 内のすべての要素の平均値になります。これは、行列のすべての要素が次元 1 と 2 で定義された配列スライスに含まれるためです。
vecdim
mean(A,[1 2])
M = mean(___,outtype) は前述の構文の入力引数のいずれかを使って、指定されたデータ型で平均値を返します。outtype は 'default'、'double' または 'native' になります。
outtype
'default'
'double'
'native'
M = mean(___,nanflag) は、前述の任意の構文について NaN 値を計算に含めるか省略するかを指定します。mean(A,'includenan') ではすべての NaN 値が計算に含められ、mean(A,'omitnan') ではこれらが無視されます。
nanflag
mean(A,'includenan')
mean(A,'omitnan')
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行列を作成して各列の平均値を計算します。
A = [0 1 1; 2 3 2; 1 3 2; 4 2 2]
A = 4×3 0 1 1 2 3 2 1 3 2 4 2 2
M = 1×3 1.7500 2.2500 1.7500
行列を作成して各行の平均値を計算します。
A = [0 1 1; 2 3 2; 3 0 1; 1 2 3]
A = 4×3 0 1 1 2 3 2 3 0 1 1 2 3
M = mean(A,2)
M = 4×1 0.6667 2.3333 1.3333 2.0000
1 ~ 10 の整数値の 4 x 2 x 3 の配列を作成し、2 番目の次元に沿って平均値を計算します。
rng('default') A = randi(10,[4,2,3]); M = mean(A,2)
M = M(:,:,1) = 8.0000 5.5000 2.5000 8.0000 M(:,:,2) = 10.0000 7.5000 5.5000 6.0000 M(:,:,3) = 6.0000 5.5000 8.5000 10.0000
3 次元配列を作成し、データの各ページ (行と列) ごとの平均値を計算します。
A(:,:,1) = [2 4; -2 1]; A(:,:,2) = [9 13; -5 7]; A(:,:,3) = [4 4; 8 -3]; M1 = mean(A,[1 2])
M1 = M1(:,:,1) = 1.2500 M1(:,:,2) = 6 M1(:,:,3) = 3.2500
R2018b 以降、配列のすべての次元の平均値を計算するには、ベクトルの次元引数で各次元を指定するか、'all' オプションを使用します。
M2 = mean(A,[1 2 3])
M2 = 3.5000
Mall = mean(A,'all')
Mall = 3.5000
1 の単精度ベクトルを作成し、その単精度平均値を計算します。
A = single(ones(10,1)); M = mean(A,'native')
M = single 1
結果も単精度になります。
class(M)
ans = 'single'
ベクトルを作成し、NaN 値を除いて平均値を計算します。
A = [1 0 0 1 NaN 1 NaN 0]; M = mean(A,'omitnan')
M = 0.5000
'omitnan' を指定しない場合、mean(A) は NaN を返します。
'omitnan'
入力配列。ベクトル、行列または多次元配列として指定します。
A がスカラーの場合、mean(A) は A を返します。
A が 0 行 0 列の空の行列である場合、mean(A) は NaN を返します。
データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | char | datetime | duration
single
double
int8
int16
int32
int64
uint8
uint16
uint32
uint64
logical
char
datetime
duration
演算の対象の次元。正の整数のスカラーとして指定します。値を指定しない場合、既定値は、サイズが 1 ではない最初の配列の次元です。
次元 dim は、長さが 1 に縮小した次元を示します。size(M,dim) は 1 ですが、他のすべての次元のサイズは変化しません。
size(M,dim)
2 次元の入力配列 A について考えます。
dim = 1 の場合、mean(A,1) は、各列の要素の平均値を含む行ベクトルを返します。
dim = 1
mean(A,1)
dim = 2 の場合、mean(A,2) は、各行の要素の平均値を含む列ベクトルを返します。
dim = 2
mean は、dim が ndims(A) より大きいか、size(A,dim) が 1 である場合に A を返します。
mean
ndims(A)
size(A,dim)
データ型: double | single | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64
次元のベクトル。正の整数のベクトルとして指定します。各要素は入力配列の次元を表します。指定された操作次元の出力の長さは 1 で、その他は同じままです。
2 x 3 x 3 の入力配列 A を考えます。mean(A,[1 2]) は 1 x 1 x 3 の配列を返します。この配列の要素は、A の各ページの平均値です。
出力データ型。'default'、'double' または 'native' として指定します。これらのオプションにより、演算の実行に使用されるデータ型も指定されます。
入力データ型が double の場合、出力は logical になります。
入力データ型が char の場合、'native' はサポートされません。
データ型: char
'includenan'
NaN の条件。次の値のいずれかとして指定します。
'includenan' — 平均値の計算に NaN 値を含めます。計算結果は NaN になります。
'omitnan' — 入力にあるすべての NaN 値を無視します。
datetime 配列では、'omitnat' を使用して NaT 値を省略し、あるいは 'includenat' を使用して同値を含めることができます。
'omitnat'
NaT
'includenat'
N 個のスカラー観測値からなる確率変数ベクトル A の平均は、次のように定義されます。
μ=1N∑i=1NAi.
この関数は tall 配列を完全にサポートしています。詳細については、tall 配列を参照してください。
使用上の注意事項および制限事項:
dim を指定する場合、定数でなければなりません。
outtype オプションと nanflag オプションは定数の文字ベクトルでなければなりません。
整数型は 'native' 出力データ型オプションをサポートしません。
ツールボックス関数のコード生成に対する可変サイズの制限 (MATLAB Coder)を参照してください。
'native' オプションはサポートされていません。
詳細については、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
median | mode | std | sum | var
median
mode
std
sum
var
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