matlab.unittest.constraints.IssuesWarnings クラス
パッケージ: matlab.unittest.constraints
スーパークラス: matlab.unittest.constraints.Constraint
必要な警告プロファイルを発行する関数を指定する制約
説明
IssuesWarnings
クラスは、必要な警告プロファイルを発行する制約を作成します。この制約は、実際の値が特定のセットの警告を発行する関数ハンドルである場合にのみ満たされます。警告識別子を使用して警告を指定します。
既定では制約が確認するのは、テスト フレームワークが関数ハンドルを呼び出す際に MATLAB® が指定された警告のセットを発行するということだけです。警告の発行回数、警告の発行順、未指定の警告が発行されたかどうかは無視します。ただし、順番、回数、警告セットを考慮に入れるようにパラメーターを設定できます。または、比較のための厳密な警告プロファイルを指定できます。
構築
outConstObj = IssuesWarnings(
は、必要な警告 warnArr
)warnArr
を発行する関数を指定する制約 outConstObj
を作成します。
outConstObj = IssuesWarnings(
は、1 つ以上の expVal
,Name,Value
)Name,Value
のペアの引数で指定された追加オプションをもつ制約を作成します。Name
は一重引用符 (''
) で囲まれていなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN
のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順番で指定できます。
入力引数
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テスト フレームワークが関数ハンドルを呼び出すときに期待される警告識別子。警告識別子の cell 配列として指定します。 |
引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name
を引用符で囲みます。
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値の関数ハンドルが、完全に一致する警告プロファイルを発行しなければならないかどうかを示すインジケーター。 既定値: |
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要素カウントを考慮に入れるかどうかを示すインジケーター。 既定値: |
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要素の順序を考慮に入れるかどうかを示すインジケーター。 指定された警告セットの順序は、重複した隣接警告のないプロファイルに警告プロファイルを調整することで決定されます。たとえば、警告プロファイル この制約が順序を考慮に入れる場合、発行された警告および期待される警告の順序は、期待される警告プロファイルの順序に一致しなければなりません。 既定値: |
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集合要素を考慮に入れるかどうかを示すインジケーター。 既定値: |
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関数ハンドルを呼び出すときに制約が要求しなければならない出力数。非負の実数のスカラー整数として指定します。 既定値: |
プロパティ
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制約が厳密な比較を実行するかどうかを示すインジケーター。このプロパティは、名前と値のペアの引数 |
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必要な警告識別子。この読み取り専用プロパティは、入力引数 |
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指定した関数ハンドルを呼び出したときに生成される出力引数。cell 配列として指定します。このプロパティは出力引数へのアクセスを提供します。これは読み取り専用で、テスト フレームワークが関数ハンドルを呼び出す際に設定します。出力数は、 |
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関数を実行するときにインスタンスが使用する出力引数の数。このプロパティは、名前と値のペアの引数 |
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制約が要素数を考慮に入れるかどうかを示すインジケーター。名前と値のペアの引数 |
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制約が要素の順序を考慮に入れるかどうかを示すインジケーター。名前と値のペアの引数 |
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制約が集合要素を考慮に入れるかどうかを示すインジケーター。名前と値のペアの引数 |
コピーのセマンティクス
ハンドル。コピー操作に対するハンドル クラスの影響については、オブジェクトのコピーを参照してください。