saveObjectImpl
クラス: matlab.System
MAT ファイルへの System object の保存
構文
s = saveObjectImpl(obj)
説明
は、構造体または MAT ファイルに保存される System object™ のプロパティ値および状態値を指定します。 s = saveObjectImpl(obj)
System object クラスに saveObjectImpl メソッドを定義しない場合、パブリック プロパティと DiscreteState 属性をもつプロパティのみが保存されます。プライベート プロパティ、保護されたプロパティまたは状態情報を保存するには、クラス定義ファイル内で saveObjectImpl を定義しなければなりません。
保存されているすべてのプロパティとデータを確実に読み込むには、loadObjectImpl メソッドが saveObjectImpl メソッドに対応している必要があります。
実行時の詳細
save が saveObject を呼び出し、それが次に saveObjectImpl を呼び出します。生成コード内の System object を保存するには、オブジェクトをロック解除の状態にしなければなりません。また、子オブジェクトを含めることも、子オブジェクトになることもできません。
load を使用すると、loadObjectImpl を呼び出して保存済みの System object をワークスペースに読み込むことができます。
メソッドのオーサリングのヒント
このメソッドでは
Access = protectedと設定しなければなりません。オブジェクトの状態は、そのオブジェクトが使用中である場合にのみ保存されます。保存されたオブジェクトは読み込まれる際、その使用中の状態で読み込まれます。
子オブジェクトの情報を保存するには、関連する
saveObjectメソッドをsaveObjectImplメソッド内で使用します。
入力引数
出力引数
例
バージョン履歴
R2012b で導入