get
クラス: matlab.mixin.SetGet
名前空間: matlab.mixin
指定したプロパティの値のクエリ
構文
CV = get(H,Name)
SV = get(H)
get(H)
説明
はハンドル配列 CV = get(H,Name)H のオブジェクトから、指定した名前のプロパティの値を返します。H がスカラーの場合、get は 1 つの値を返します。H が配列の場合、get はプロパティ値の cell 配列を返します。get は、あいまいではない部分的な名前または大文字小文字を区別しない名前を一致させます。不正確な名前の一致はクラス プロパティのみに適用されます。動的プロパティでは正確な名前の一致が必要です。
2 番目の引数としてプロパティ名の cell 配列を指定した場合、get は値の cell 配列を返します。セルの各行が H の要素に対応し、セルの各列がプロパティ名の cell 配列の要素に対応します。
H が非スカラーであり、Name が動的プロパティの名前である場合、H で参照されるすべてのオブジェクトにプロパティが存在する場合にのみ、get は値を返します。
は、構造体を返します。フィールド名はオブジェクトのプロパティ名であり、値は対応するプロパティの現在の値です。SV = get(H)H が非スカラーの場合、SV は numel(H) 行 1 列の構造体配列になります。
get( は、ハンドルが H)H の MATLAB® オブジェクトのすべてのプロパティ名と現在の値を表示します。
MATLAB によるこの情報の表示方法を制御するために、サブクラスは、メソッド matlab.mixin.SetGet getdisp をオーバーライドできます。
入力引数
出力引数
例
matlab.mixin.SetGet から派生するクラスのインスタンスから、Data という名前のプロパティの値を取得します。
propValue = get(obj,'Data');
ヒント
getで返される情報の MATLAB での表示方法を変更するには、matlab.mixin.SetGetクラスのgetdispメソッドをオーバーライドします。