matlab.fonts 設定
コード フォントの設定
MATLAB® が特定のツールに使用する既定のフォントは、コンテンツによって異なります。matlab.fonts
設定を使用して既定のフォントを変更できます。関数 settings
で返されるルート SettingsGroup
オブジェクトを使用して matlab.fonts
にアクセスします。たとえば、ライブ エディター コード フォント名の一時的な値を 'Times New Roman'
に設定します (既定値は 'Monospaced'
)。
s = settings;
s.matlab.fonts.editor.code.Name.TemporaryValue = 'Times New Roman'
設定の詳細については、設定へのアクセスと変更を参照してください。
matlab.fonts.editor.code
Name
— ライブ エディターのコード フォント名
'Monospaced'
(既定値) | 文字ベクトル
ライブ エディターのコード フォント名。文字ベクトルとして指定します。使用可能なシステム フォントのリストを取得するには、関数 listfonts
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.code.Name.TemporaryValue = 'Arial'
Style
— ライブ エディターのコード フォント スタイル
'plain'
(既定値) | 'bold'
| 'italic'
| ["bold,"italic"]
ライブ エディターのコード フォント スタイル。'plain'
、'bold'
、'italic'
または ["bold,"italic"]
として指定します。太字イタリック テキストを指定するには、["bold","italic"]
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.code.Style.TemporaryValue = 'bold'
例: s.matlab.fonts.editor.code.Style.TemporaryValue = ["bold","italic"]
Size
— ライブ エディターのコード フォント サイズ
'14px'
(既定値) | 正の整数 | string スカラー | 文字ベクトル
ライブ エディターのコード フォント サイズ。次のいずれかとして指定します。
フォントのサイズをポイント単位で表す正の整数。範囲は
[0,100]
です。フォントのサイズをポイント単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,100]
の範囲の数値を表し、その後に'pt'
が続きます。たとえば、'15pt'
のようになります。フォントのサイズをピクセル単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,133]
の範囲の数値を表し、その後に'px'
が続きます。たとえば、'30px'
のようになります。
例: s.matlab.fonts.editor.code.Size.TemporaryValue = '26px'
例: s.matlab.fonts.editor.code.Size.TemporaryValue = '16pt'
例: s.matlab.fonts.editor.code.Size.TemporaryValue = 12
Color
— ライブ エディターのコード フォントの色
[0 0 0 1]
(既定値) | 3 要素ベクトル | 4 要素ベクトル
ライブ エディターのコード フォントの色。3 要素ベクトルまたは 4 要素ベクトルとして指定します。
ベクトルの最初の 3 要素は、色の赤、緑、青の成分の強度を指定します。強度値は [0,255]
の範囲でなければなりません。たとえば [100 80 60]
のようになります。
4 番目の要素がある場合、この要素は色の透明度を指定します。透明度値は [0,1]
の範囲内でなければなりません。値 1
は完全に不透明で、値 0
は完全に透明です。
例: s.matlab.fonts.editor.code.Color.TemporaryValue = [0 10 255]
例: s.matlab.fonts.editor.code.Color.TemporaryValue = [255 100 0 .5]
matlab.fonts.editor.normal
Name
— ライブ エディターの標準フォント名
'SansSerif'
(既定値) | 文字ベクトル
ライブ エディターの標準フォント名。文字ベクトルとして指定します。使用可能なシステム フォントのリストを取得するには、関数 listfonts
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.normal.Name.TemporaryValue = 'Arial'
Style
— ライブ エディターの標準フォント スタイル
'plain'
(既定値) | 'bold'
| 'italic'
| ["bold,"italic"]
ライブ エディターの標準フォント スタイル。'plain'
、'bold'
、'italic'
または ["bold,"italic"]
として指定します。太字イタリック テキストを指定するには、["bold","italic"]
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.normal.Style.TemporaryValue = 'bold'
例: s.matlab.fonts.editor.normal.Style.TemporaryValue = ["bold","italic"]
Size
— ライブ エディターの標準フォント サイズ
'14px' (既定値) | 正の整数 | string スカラー | 文字ベクトル
ライブ エディターの標準フォント サイズ。次のいずれかとして指定します。
フォントのサイズをポイント単位で表す正の整数。範囲は
[0,100]
です。フォントのサイズをポイント単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,100]
の範囲の数値を表し、その後に'pt'
が続きます。たとえば、'15pt'
のようになります。フォントのサイズをピクセル単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,133]
の範囲の数値を表し、その後に'px'
が続きます。たとえば、'30px'
のようになります。
例: s.matlab.fonts.editor.normal.Size.TemporaryValue = '26px'
例: s.matlab.fonts.editor.normal.Size.TemporaryValue = '16pt'
例: s.matlab.fonts.editor.normal.Size.TemporaryValue = 12
Color
— ライブ エディターの標準フォントの色
[0 0 0 1]
(既定値) | 3 要素ベクトル | 4 要素ベクトル
ライブ エディターの標準フォントの色。3 要素ベクトルまたは 4 要素ベクトルとして指定します。
ベクトルの最初の 3 要素は、色の赤、緑、青の成分の強度を指定します。強度値は [0,255]
の範囲でなければなりません。たとえば [100 80 60]
のようになります。
4 番目の要素がある場合、この要素は色の透明度を指定します。透明度値は [0,1]
の範囲内でなければなりません。値 1
は完全に不透明で、値 0
は完全に透明です。
例: s.matlab.fonts.editor.normal.Color.TemporaryValue = [0 10 255]
例: s.matlab.fonts.editor.normal.Color.TemporaryValue = [255 100 0 .5]
matlab.fonts.editor.heading1
Name
— ライブ エディターの見出し 1 フォント名
'SansSerif'
(既定値) | 文字ベクトル
ライブ エディターの見出し 1 フォント名。文字ベクトルとして指定します。使用可能なシステム フォントのリストを取得するには、関数 listfonts
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.heading1.Name.TemporaryValue = 'Arial'
Style
— ライブ エディターの見出し 1 フォント スタイル
'bold'
(既定値) | 'plain'
| 'italic'
| ["bold,"italic"]
ライブ エディターの見出し 1 フォント スタイル。'plain'
、'bold'
、'italic'
または ["bold,"italic"]
として指定します。太字イタリック テキストを指定するには、["bold","italic"]
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.heading1.Style.TemporaryValue = 'bold'
例: s.matlab.fonts.editor.heading1.Style.TemporaryValue = ["bold","italic"]
Size
— ライブ エディターの見出し 1 フォント サイズ
'20px' (既定値) | 正の整数 | string スカラー | 文字ベクトル
ライブ エディターの見出し 1 フォント サイズ。次のいずれかとして指定します。
フォントのサイズをポイント単位で表す正の整数。範囲は
[0,100]
です。フォントのサイズをポイント単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,100]
の範囲の数値を表し、その後に'pt'
が続きます。たとえば、'15pt'
のようになります。フォントのサイズをピクセル単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,133]
の範囲の数値を表し、その後に'px'
が続きます。たとえば、'30px'
のようになります。
例: s.matlab.fonts.editor.heading1.Size.TemporaryValue = '26px'
例: s.matlab.fonts.editor.heading1.Size.TemporaryValue = '16pt'
例: s.matlab.fonts.editor.heading1.Size.TemporaryValue = 12
Color
— ライブ エディターの見出し 1 フォントの色
[60 60 60 1]
(既定値) | 3 要素ベクトル | 4 要素ベクトル
ライブ エディターの見出し 1 フォントの色。3 要素ベクトルまたは 4 要素ベクトルとして指定します。
ベクトルの最初の 3 要素は、色の赤、緑、青の成分の強度を指定します。強度値は [0,255]
の範囲でなければなりません。たとえば [100 80 60]
のようになります。
4 番目の要素がある場合、この要素は色の透明度を指定します。透明度値は [0,1]
の範囲内でなければなりません。値 1
は完全に不透明で、値 0
は完全に透明です。
例: s.matlab.fonts.editor.heading1.Color.TemporaryValue = [0 10 255]
例: s.matlab.fonts.editor.heading1.Color.TemporaryValue = [255 100 0 .5]
matlab.fonts.editor.heading2
Name
— ライブ エディターの見出し 2 フォント名
'SansSerif'
(既定値) | 文字ベクトル
ライブ エディターの見出し 2 フォント名。文字ベクトルとして指定します。使用可能なシステム フォントのリストを取得するには、関数 listfonts
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.heading2.Name.TemporaryValue = 'Arial'
Style
— ライブ エディターの見出し 2 フォント スタイル
'bold'
(既定値) | 'plain'
| 'italic'
| ["bold,"italic"]
ライブ エディターの見出し 2 フォント スタイル。'plain'
、'bold'
、'italic'
または ["bold,"italic"]
として指定します。太字イタリック テキストを指定するには、["bold","italic"]
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.heading2.Style.TemporaryValue = 'bold'
例: s.matlab.fonts.editor.heading2.Style.TemporaryValue = ["bold","italic"]
Size
— ライブ エディターの見出し 2 フォント サイズ
'17px' (既定値) | 正の整数 | string スカラー | 文字ベクトル
ライブ エディターの見出し 2 フォント サイズ。次のいずれかとして指定します。
フォントのサイズをポイント単位で表す正の整数。範囲は
[0,100]
です。フォントのサイズをポイント単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,100]
の範囲の数値を表し、その後に'pt'
が続きます。たとえば、'15pt'
のようになります。フォントのサイズをピクセル単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,133]
の範囲の数値を表し、その後に'px'
が続きます。たとえば、'30px'
のようになります。
例: s.matlab.fonts.editor.heading2.Size.TemporaryValue = '26px'
例: s.matlab.fonts.editor.heading2.Size.TemporaryValue = '16pt'
例: s.matlab.fonts.editor.heading2.Size.TemporaryValue = 12
Color
— ライブ エディターの見出し 2 フォントの色
[60 60 60 1]
(既定値) | 3 要素ベクトル | 4 要素ベクトル
ライブ エディターの見出し 2 フォントの色。3 要素ベクトルまたは 4 要素ベクトルとして指定します。
ベクトルの最初の 3 要素は、色の赤、緑、青の成分の強度を指定します。強度値は [0,255]
の範囲でなければなりません。たとえば [100 80 60]
のようになります。
4 番目の要素がある場合、この要素は色の透明度を指定します。透明度値は [0,1]
の範囲内でなければなりません。値 1
は完全に不透明で、値 0
は完全に透明です。
例: s.matlab.fonts.editor.heading2.Color.TemporaryValue = [0 10 255]
例: s.matlab.fonts.editor.heading2.Color.TemporaryValue = [255 100 0 .5]
matlab.fonts.editor.heading3
Name
— ライブ エディターの見出し 3 フォント名
'SansSerif'
(既定値) | 文字ベクトル
ライブ エディターの見出し 3 フォント名。文字ベクトルとして指定します。使用可能なシステム フォントのリストを取得するには、関数 listfonts
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.heading3.Name.TemporaryValue = 'Arial'
Style
— ライブ エディターの見出し 3 フォント スタイル
'bold'
(既定値) | 'plain'
| 'italic'
| ["bold,"italic"]
ライブ エディターの見出し 3 フォント スタイル。'plain'
、'bold'
、'italic'
または ["bold,"italic"]
として指定します。太字イタリック テキストを指定するには、["bold","italic"]
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.heading3.Style.TemporaryValue = 'bold'
例: s.matlab.fonts.editor.heading3.Style.TemporaryValue = ["bold","italic"]
Size
— ライブ エディターの見出し 3 フォント サイズ
'15px' (既定値) | 正の整数 | string スカラー | 文字ベクトル
ライブ エディターの見出し 3 フォント サイズ。次のいずれかとして指定します。
フォントのサイズをポイント単位で表す正の整数。範囲は
[0,100]
です。フォントのサイズをポイント単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,100]
の範囲の数値を表し、その後に'pt'
が続きます。たとえば、'15pt'
のようになります。フォントのサイズをピクセル単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,133]
の範囲の数値を表し、その後に'px'
が続きます。たとえば、'30px'
のようになります。
例: s.matlab.fonts.editor.heading3.Size.TemporaryValue = '26px'
例: s.matlab.fonts.editor.heading3.Size.TemporaryValue = '16pt'
例: s.matlab.fonts.editor.heading3.Size.TemporaryValue = 12
Color
— ライブ エディターの見出し 3 フォントの色
[60 60 60 1]
(既定値) | 3 要素ベクトル | 4 要素ベクトル
ライブ エディターの見出し 3 フォントの色。3 要素ベクトルまたは 4 要素ベクトルとして指定します。
ベクトルの最初の 3 要素は、色の赤、緑、青の成分の強度を指定します。強度値は [0,255]
の範囲でなければなりません。たとえば [100 80 60]
のようになります。
4 番目の要素がある場合、この要素は色の透明度を指定します。透明度値は [0,1]
の範囲内でなければなりません。値 1
は完全に不透明で、値 0
は完全に透明です。
例: s.matlab.fonts.editor.heading3.Color.TemporaryValue = [0 10 255]
例: s.matlab.fonts.editor.heading3.Color.TemporaryValue = [255 100 0 .5]
matlab.fonts.editor.title
Name
— ライブ エディターのタイトル フォント名
'SansSerif'
(既定値) | 文字ベクトル
ライブ エディターのタイトル フォント名。文字ベクトルとして指定します。使用可能なシステム フォントのリストを取得するには、関数 listfonts
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.title.Name.TemporaryValue = 'Arial'
Style
— ライブ エディターのタイトル フォント スタイル
'plain'
(既定値) | 'bold'
| 'italic'
| ["bold,"italic"]
ライブ エディターのタイトル フォント スタイル。'plain'
、'bold'
、'italic'
または ["bold,"italic"]
として指定します。太字イタリック テキストを指定するには、["bold","italic"]
を使用します。
例: s.matlab.fonts.editor.title.Style.TemporaryValue = 'bold'
例: s.matlab.fonts.editor.title.Style.TemporaryValue = ["bold","italic"]
Size
— ライブ エディターのタイトル フォント サイズ
'24px' (既定値) | 正の整数 | string スカラー | 文字ベクトル
ライブ エディターのタイトル フォント サイズ。次のいずれかとして指定します。
フォントのサイズをポイント単位で表す正の整数。範囲は
[0,100]
です。フォントのサイズをポイント単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,100]
の範囲の数値を表し、その後に'pt'
が続きます。たとえば、'15pt'
のようになります。フォントのサイズをピクセル単位で表す string スカラーまたは文字ベクトル。string スカラーまたは文字ベクトルは、
[0,133]
の範囲の数値を表し、その後に'px'
が続きます。たとえば、'30px'
のようになります。
例: s.matlab.fonts.editor.title.Size.TemporaryValue = '26px'
例: s.matlab.fonts.editor.title.Size.TemporaryValue = '16pt'
例: s.matlab.fonts.editor.title.Size.TemporaryValue = 12
Color
— ライブ エディターのタイトル フォントの色
[213 80 0 1]
(既定値) | 3 要素ベクトル | 4 要素ベクトル
ライブ エディターのタイトル フォントの色。3 要素ベクトルまたは 4 要素ベクトルとして指定します。
ベクトルの最初の 3 要素は、色の赤、緑、青の成分の強度を指定します。強度値は [0,255]
の範囲でなければなりません。たとえば [100 80 60]
のようになります。
4 番目の要素がある場合、この要素は色の透明度を指定します。透明度値は [0,1]
の範囲内でなければなりません。値 1
は完全に不透明で、値 0
は完全に透明です。
例: s.matlab.fonts.editor.title.Color.TemporaryValue = [0 10 255]
例: s.matlab.fonts.editor.title.Color.TemporaryValue = [255 100 0 .5]
matlab.fonts.codefont
Name
— デスクトップ コード フォント名
'Monospaced'
(既定値) | 文字ベクトル
デスクトップ コード フォント名。文字ベクトルとして指定します。これは、MATLAB デスクトップのすべてのコード ツールで表示されるフォントの名前です。使用可能なシステム フォントのリストを取得するには、関数 listfonts
を使用します。
例: s.matlab.fonts.codefont.Name.TemporaryValue = 'Arial'
Style
— デスクトップ コード フォント スタイル
0
(既定値) | 1
| 2
| 3
デスクトップ コード フォント スタイル。正の整数 0
、1
、2
または 3
として指定します。これは、MATLAB デスクトップのすべてのコード ツールで表示されるフォントのスタイルです。
値は次のように定義されます。
0
— 標準1
— 太字2
— イタリック3
— 太字イタリック
例: s.matlab.fonts.codefont.Style.TemporaryValue = 1
Size
— デスクトップ コード フォント サイズ
10 (既定値) | 正の整数
デスクトップ コード フォント サイズ。正の整数として指定します。これは、MATLAB デスクトップのすべてのコード ツールで表示されるフォントのサイズです。
例: s.matlab.fonts.codefont.Size.TemporaryValue = 12
バージョン履歴
R2018a で導入