matlab.addons.toolbox.packageToolbox

ツールボックス プロジェクトのパッケージ化

ページ内をすべて折りたたむ

構文

matlab.addons.toolbox.packageToolbox(projectFile)
matlab.addons.toolbox.packageToolbox(projectFile,outputFile)
matlab.addons.toolbox.packageToolbox(opts)

説明

matlab.addons.toolbox.packageToolbox(projectFile) は、ツールボックスのプロジェクト ファイル (.prj ファイル) を MATLAB® ツールボックス ファイル (.mltbx ファイル) にパッケージ化します。その結果の MATLAB ツールボックス ファイルの名前は、.mltbx 拡張子が付加されたツールボックス名です。たとえば、toolboxname.mltbx のようになります。

ツールボックスをパッケージ化するには、ツールボックスのルート フォルダーとツールボックス ファイルが、ツールボックス プロジェクト ファイルを作成したときと同じ場所になければなりません。

例

matlab.addons.toolbox.packageToolbox(projectFile,outputFile) はツールボックスをパッケージ化し、.mltbx ファイルを、outputFile で指定された名前と場所を使って保存します。

例

matlab.addons.toolbox.packageToolbox(opts) は、ToolboxOptions オブジェクト opts で指定されたツールボックスとツールボックス オプションをパッケージ化します。 (R2023a 以降)

例

例

すべて折りたたむ

現在の作業フォルダーに myToolbox.prj ツールボックスのプロジェクト ファイルが存在するとします。同じフォルダー内でツールボックスをパッケージ化します。

projectFile = "myToolbox.prj";
matlab.addons.toolbox.packageToolbox(projectFile)

現在の作業フォルダーに myToolbox.prj ツールボックスのプロジェクト ファイルが存在するとします。ツールボックスを myFavoriteToolbox.mltbx としてパッケージ化します。

projectFile = "myToolbox.prj";
outputFile = "myFavoriteToolbox";
matlab.addons.toolbox.packageToolbox(projectFile,outputFile)

R2023a 以降

ToolboxOptions オブジェクトを使用して、macOS 以外のすべてのプラットフォームでサポートされ、R2017b 以降のリリースと互換性がある、My Toolbox という名前のツールボックスをパッケージ化します。また、このツールボックスには、必須のアドオンと必須の追加ソフトウェア パッケージが 1 つずつあります。

uuid = "myToolboxUuid";
toolboxFolder = "C:\Work\myToolbox";
opts = matlab.addons.toolbox.ToolboxOptions(toolboxFolder, uuid);

opts.ToolboxName = "My Toolbox";
 
opts.SupportedPlatforms.Win64 = true;
opts.SupportedPlatforms.Maci64 = false;
opts.SupportedPlatforms.Glnxa64 = true;
opts.SupportedPlatforms.MatlabOnline = true;

opts.MinimumMatlabRelease = "R2017b";
opts.MaximumMatlabRelease = "";

opts.RequiredAddons = ...
    struct("Name", "Gui Layout Toolbox", ...
           "Identifier", "e5af5a78-4a80-11e4-9553-005056977bd0", ...
           "EarliestVersion", "1.0", ...
           "LatestVersion", "4.0", ...
           "DownloadURL", "");

opts.RequiredAdditionalSoftware = ...
    struct("Name", "Dataset", ...
           "Platform", "common", ...
           "DownloadURL", "https://github.com/myusername/myproject/data.zip", ...
           "LicenseURL", "https://github.com/myusername/myproject/LICENSE");

matlab.addons.toolbox.packageToolbox(opts);

入力引数

すべて折りたたむ

プロジェクト ファイル (.prj)。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。projectFile を指定する際は、ファイルへの相対パスまたは絶対パスを含めてください。指定した MATLAB プロジェクトには、正確に 1 つのツールボックス タスクが含まれている必要があります。 (R2025a 以降)

R2025a より前に作成されたツールボックスの場合、projectFile をツールボックス プロジェクト ファイル (.prj) として指定できます。

例: "myToolbox.prj"

例: "C:\Work\myOtherToolbox.prj"

出力 MATLAB ツールボックス ファイル (.mltbx ファイル) の名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。名前には、ファイルへの相対パスまたは絶対パスが含まれます。outputFile の値に .mltbx 拡張子が含まれない場合、関数 packageToolbox は拡張子を追加します。

例: "myToolbox.mltbx"

例: "C:\Work\myOtherToolbox"

R2023a 以降

ツールボックス オプション。ToolboxOptions オブジェクトとして指定します。

代替方法

[ツールボックスのパッケージ化] UI からツールボックスをパッケージ化できます。詳細については、ツールボックスの作成と共有を参照してください。

バージョン履歴

R2016a で導入

すべて展開する

参考

| | | |