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canUseGPU

サポートされる GPU が計算に使用できるかどうかを検証

R2019b 以降

    説明

    tf = canUseGPU() は、計算に使用できる GPU があるかどうかを示す logical 値を返します。サポートされる GPU が使用可能で、最新の GPU ドライバーが存在し、Parallel Computing Toolbox™ がインストールされて使用が許可されている場合は logical 1 (true) を返します。それ以外の場合、この関数は logical 0 (false) を返します。

    GPU が利用できない場合に、GPU を必要とするコードが実行されないようにするには、canUseGPU を使用します。GPU を使用するには、Parallel Computing Toolbox とサポートされる GPU デバイスが必要です。サポートされる GPU については、GPU 計算の要件 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。

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    線形方程式系を解きます。GPU が利用できる場合は、GPU を使用して計算を実行し、利用できない場合は CPU を使用します。

    CPU でデータを作成します。

    N = 1000;
    A = rand(N);
    b = rand(N,1);

    GPU が使用できる場合は、行列 A を GPU に転送します。

    tf = canUseGPU()
    tf = 
       1
    
    if tf
        A = gpuArray(A);
    end

    線形方程式系を解きます。

    x = A\b;

    A が GPU に存在するため、解は GPU で計算されます。

    バージョン履歴

    R2019b で導入

    参考

    (Parallel Computing Toolbox) | (Parallel Computing Toolbox) | | (Parallel Computing Toolbox)

    トピック