MATLAB ヘルプ センター
位相角
theta = angle(z)
theta = angle(z) は、複素数配列 z の各要素について区間 [-π,π] の位相角を返します。theta の角度は、z = abs(z).*exp(i*theta) を満たします。
z
theta
z = abs(z).*exp(i*theta)
例
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複素数を作成し、その大きさと位相を計算します。
z = 2*exp(i*0.5)
z = 1.7552 + 0.9589i
r = abs(z)
r = 2
theta = 0.5000
周波数 15 Hz および 40 Hz の 2 つの正弦波で構成される信号を作成します。1 番目の正弦波は位相 -π/4 をもち、2 番目の正弦波は位相 π/2 をもちます。この信号を 100 Hz で 1 秒間サンプリングします。
fs = 100; t = 0:1/fs:1-1/fs; x = cos(2*pi*15*t - pi/4) - sin(2*pi*40*t);
信号のフーリエ変換を計算します。変換の振幅を周波数の関数としてプロットします。
y = fft(x); z = fftshift(y); ly = length(y); f = (-ly/2:ly/2-1)/ly*fs; stem(f,abs(z)) xlabel 'Frequency (Hz)' ylabel '|y|' grid
振幅の小さい変換の値を除去して、変換の位相を計算します。この位相を周波数の関数としてプロットします。
tol = 1e-6; z(abs(z) < tol) = 0; theta = angle(z); stem(f,theta/pi) xlabel 'Frequency (Hz)' ylabel 'Phase / \pi' grid
入力配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。z の要素が非負の実数である場合、angle は 0 を返します。z の要素が負の実数である場合、angle は π を返します。
angle
データ型: double | single 複素数のサポート: あり
double
single
angle は複素数 z = x + iy を取り、関数 atan2 を使用して、正の x 軸と、xy 平面上の原点から点 (x,y) までの線とがなす角度を計算します。
atan2
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angle 関数は tall 配列を完全にサポートしています。詳細については、tall 配列を参照してください。
backgroundPool
ThreadPool
この関数はスレッドベースの環境を完全にサポートしています。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
angle 関数は、GPU 配列を完全にサポートします。GPU 上で関数を実行するには、入力データを gpuArray (Parallel Computing Toolbox) として指定します。詳細については、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
gpuArray
この関数は分散配列を完全にサポートしています。詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
R2006a より前に導入
abs | atan2 | unwrap
abs
unwrap
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