クッキーの管理
HTTP インターフェイスでは、HTTP メッセージでクッキーを管理するためのクラスが提供されています。クッキーの詳細については、Internet Engineering Task Force (IETF®) Web サイトで RFC 6265 HTTP State Management Mechanism を参照してください。
Cookie
クラスには、クッキーの名前と値が格納されます。例として、Cookie
オブジェクト C
のプロパティを表示します。
C = Cookie with properties: Name: "JSESSIONID" Value: "688412d8ed1cdf15f4a736dc6ab3"
CookieInfo
クラスには、クッキーとその属性が格納されます。属性は CookieInfo
オブジェクトのプロパティです。たとえば、info
はクッキー C
の格納された CookieInfo
オブジェクトです。
class(info)
ans = matlab.net.http.CookieInfo
クッキーの属性を表示します。
info.Expires
ans = Sun, 26 Mar 2084 17:15:30 GMT
info.CreationTime
ans = Tue, 07 Jun 2016 09:38:56 GMT
サーバーは SetCookieField
オブジェクトを使用して、応答メッセージでクッキーを返します。CookieInfo
オブジェクトを取得するには、SetCookieField.convert
メソッドを呼び出します。
サーバーにクッキーを送信するには、CookieField
オブジェクトを要求メッセージに追加します。