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wrapToPi

角度をラジアンで[−pi, pi]に丸めます

構文

lambdaWrapped = wrapToPi(lambda)

説明

lambdaWrapped = wrapToPi(lambda) は、lambda の角度をラジアン単位で [−pi, pi] 間隔にラップし、pi が pi にマップされ、−pi が −pi にマップされるようにします。一般に、pi の奇数の正の倍数は pi にマッピングされ、pi の奇数の負の倍数は −pi にマッピングされます。

例

角度をπラジアンに変換する

ラップする角度の短いリストを指定します。

lambda = [-2*pi -pi-0.1 -pi -2.8 3.1 pi pi+1 2*pi];

角度を [-$\pi$, $\pi$] ラジアンの範囲に折り返します。

lambdaWrapped = wrapToPi(lambda)

lambdaWrapped = 1×8

         0    3.0416   -3.1416   -2.8000    3.1000    3.1416   -2.1416         0

2 番目の角度リストを指定して、それらをラップします。

lambda2 = -10:0.1:10;
lambda2Wrapped = wrapToPi(lambda2);

ラップされた角度をプロットします。ラップされた角度は [-$\pi$, $\pi$] ラジアンの範囲内に留まります。

plot(lambda2,lambda2Wrapped)
xlabel("Angle (radians)")
ylabel("Wrapped Angle (radians)")
grid on

入力引数

lambda — 角度

数値ベクトル

数値ベクトルとして指定された角度。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical

出力引数

lambdaWrapped — ラップされた角度

数値ベクトル

ラップされた角度。範囲[−pi, pi] 内の値を持つ数値ベクトルとして指定されます。

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2007b で導入

R2021a: MATLAB Coder を使用して C および C++ コードを生成します。

wrapToPi 関数はコード生成をサポートします。

参考

wrapTo180 | wrapTo360 | wrapTo2Pi