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reckon

球面または楕円体上の指定された方位と範囲の点

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    構文

    [lat2,lon2] = reckon(lat1,lon1,arclen,az)
    [lat2,lon2] = reckon(lat1,lon1,arclen,az,ellipsoid)
    [lat2,lon2] = reckon(___,units)
    [lat2,lon2] = reckon(method,___)

    説明

    [lat2,lon2] = reckon(lat1,lon1,arclen,az) は、座標 lat1 と lon1 の点から球面距離 arclen と方位角 az にある点の座標を求めます。この構文は、座標を球体に参照し、すべての入力引数が度単位であると想定し、大円方位角を想定します。

    例

    [lat2,lon2] = reckon(lat1,lon1,arclen,az,ellipsoid) は、座標の参照楕円体を指定します。この構文では、arclen が参照楕円体の長半径の単位での直線距離であると想定しています。

    例

    [lat2,lon2] = reckon(___,units) は、前の構文の入力引数の任意の組み合わせに加えて、角度の単位を指定します。

    [lat2,lon2] = reckon(method,___) (method は "rh" です) は、az が等角線方位角であることを示します。method のデフォルトは "gc" です。これは、az が大円方位角 (球体の場合) または測地線方位角 (楕円体の場合) であることを示します。

    例

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    ライブ スクリプトを開く

    ロンドンの北西 600 海里の地点の座標を求めます。nm2deg 関数を使用して、600 海里を度単位の球面距離に変換します。北西方向の方位角は 315 度です。

    arclen = nm2deg(600);
az = 315;
[lat,lon] = reckon(51.5,0,arclen,az)
    lat = 
57.8999

    lon = 
-13.3507
    ライブ スクリプトを開く

    長さの単位が海里である 1984 年のWorld Geodetic System(WGS84) 参照楕円体を作成します。

    wgs84 = wgs84Ellipsoid("nm");

    ロンドンの北西 600 海里の地点の座標を求めます。楕円体の座標を参照します。reckon 関数への入力として参照楕円体を指定する場合は、円弧の長さを直線距離として指定します。北西方向の方位角は 315 度です。

    arclen = 600;
az = 315;
[lat,lon] = reckon(51.5,0,arclen,az,wgs84)
    lat = 
57.8953

    lon = 
-13.3015

    入力引数

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    入力ポイントの緯度。スカラーまたは配列として指定します。

    配列のサイズが同じである限り、スカラーと配列の組み合わせを使用して、lat1、lon1、arclen、および az を指定できます。この関数は、配列入力のサイズに合わせてスカラー入力を拡張します。

    データ型: single | double

    入力ポイントの経度。スカラーまたは配列として指定されます。

    配列のサイズが同じである限り、スカラーと配列の組み合わせを使用して、lat1、lon1、arclen、および az を指定できます。この関数は、配列入力のサイズに合わせてスカラー入力を拡張します。

    データ型: single | double

    入力ポイントから出力ポイントまでの方位角。北から時計回りに測定され、スカラーまたは配列として指定されます。

    配列のサイズが同じである限り、スカラーと配列の組み合わせを使用して、lat1、lon1、arclen、および az を指定できます。この関数は、配列入力のサイズに合わせてスカラー入力を拡張します。

    データ型: single | double

    入力ポイントと出力ポイントを結ぶ円弧の長さ。スカラーまたは配列として指定します。

    • 入力として参照楕円体を指定しない場合は、球面距離として度数で arclen を指定します。units 引数を使用して、球面距離をラジアンで指定できます。

    • 参照楕円体を入力として指定する場合は、楕円体の長半径の単位で線形距離として arclen を指定します。

    配列のサイズが同じである限り、スカラーと配列の組み合わせを使用して、lat1、lon1、arclen、および az を指定できます。この関数は、配列入力のサイズに合わせてスカラー入力を拡張します。

    データ型: single | double

    角度の単位。次のいずれかのオプションとして指定します。

    • "degrees" — 度

    • "radians" — ラジアン

    参照楕円体を指定しない場合は、この引数によって座標、円弧の長さ、および方位の角度単位が決定されます。参照楕円体を指定する場合、この引数は座標と方位の角度単位のみを決定します。

    データ型: char | string

    参照楕円体。referenceSphere オブジェクト、referenceEllipsoid オブジェクト、oblateSpheroid オブジェクト、または [semimajor_axis eccentricity] 形式の 2 要素ベクトルとして指定されます。ここで、semimajor_axis は長半径の長さ、eccentricity は離心率です。値 semimajor_axis と eccentricity はデータ型 double である必要があります。

    [1 0] のデフォルト値は単位球を表します。

    入力ポイントと出力ポイントを接続する曲線のタイプ。次のいずれかのオプションとして指定します。

    • "gc" ～ az は、大円方位角 (球面の場合) または測地線方位角 (楕円体の場合) です。

    • "rh" — az は等角線方位角です。

    等角線と大円の詳細については、「等角線と大円の比較」を参照してください。

    データ型: char | string

    出力引数

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    出力ポイントの緯度。最大の緯度または経度入力のサイズに一致するスカラーまたは配列として返されます。

    出力ポイントの経度。最大の緯度または経度入力のサイズに一致するスカラーまたは配列として返されます。

    バージョン履歴

    R2006a より前に導入

    参考

    関数

    トピック