ドキュメンテーション

最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。

GLCM 計算で使用するオフセットの指定

既定の設定では、関数 graycomatrix は水平方向に隣接する 2 つのピクセルとして定義される空間関係または "オフセット" に基づく GLCM を 1 つ作成します。しかし、1 つの GLCM だけでは入力イメージのテクスチャの特徴を十分に記述できない場合があります。たとえば、単一の水平方向オフセットは垂直方向のテクスチャに対して敏感ではない可能性があります。その点を考慮して、graycomatrix は 1つの入力イメージに対して複数の GLCM を作成できるようになっています。

複数の GLCM を作成するには、関数 graycomatrix にオフセットの配列を指定します。これらのオフセットは異なった方向と距離のピクセル関係を定義します。たとえば、4 つの方向 (水平、垂直、斜め2 方向) と 4 つの距離を指定するオフセットの配列を定義できます。この場合、入力イメージは、16 の GLCM として表現されます。これらの GLCM から統計を計算するとき、平均をとることができます。

これらのオフセットを p 行 2 列の整数として指定します。配列内の各行は 2 要素のベクトル [row_offset, col_offset] であり、1 つのオフセットを指定します。row_offset は対象となるピクセルとその近傍との間の行数です。col_offset は対象となるピクセルとその近傍との間の列数です。この例では、4 つの方向と各方向に対して 4 つの距離を指定するオフセットを作成します。オフセットの指定方法の詳細は、graycomatrix のリファレンス ページを参照してください。

offsets = [ 0 1; 0 2; 0 3; 0 4;...
           -1 1; -2 2; -3 3; -4 4;...
           -1 0; -2 0; -3 0; -4 0;...
           -1 -1; -2 -2; -3 -3; -4 -4];

次の図は、このオフセット配列によって定義されるピクセルの空間関係を示します。D は関心ピクセルからの距離を示します。