xyz2rgb
CIE 1931 XYZ を RGB に変換
説明
例
XYZ カラーを sRGB に変換
XYZ カラーを Adobe RGB に変換
XYZ 色空間の色の値を Adobe RGB (1998) 色空間に変換します。
xyz2rgb([0.25 0.40 0.10],'ColorSpace','adobe-rgb-1998')
ans = 1×3
0.5323 0.7377 0.2730
白色点を指定して XYZ カラーを sRGB に変換
D50 白色点を指定して XYZ カラー値を sRGB に変換します。
xyz2rgb([0.25 0.40 0.10],'WhitePoint','d50')
ans = 1×3
0.3276 0.7517 0.2869
XYZ カラーを 8 ビットエンコードされた RGB カラーに変換
XYZ カラー値を 8 ビットエンコードされた RGB カラー値に変換します。
xyz2rgb([0.25 0.40 0.10],'OutputType','uint8')
ans = 1x3 uint8 row vector
106 190 55
入力引数
XYZ
— XYZ の色の値
数値配列
XYZ の色の値。次のいずれかの形式の数値配列として指定します。
c 行 3 列のカラーマップ。各行が 1 つの XYZ の色の値を指定します。
m x n x 3 のイメージ。
m x n x 3 x p のイメージのスタック。
データ型: single
| double
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで、Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
例: rgb = xyz2rgb([0.25 0.40 0.10],ColorSpace="adobe-rgb-1998")
R2021a より前では、コンマを使用して名前と値の各ペアを区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: rgb = xyz2rgb([0.25 0.40 0.10],"ColorSpace","adobe-rgb-1998")
ColorSpace
— 出力 RGB 値の色空間
"srgb"
(既定値) | "adobe-rgb-1998"
| "prophoto-rgb"
| "linear-rgb"
出力 RGB 値の色空間。"srgb"
、"adobe-rgb-1998"
、"prophoto-rgb"
、または "linear-rgb"
を指定します。"linear-rgb"
を指定した場合、xyz2rgb
は線形化された sRGB 値を返します。
データ型: string
| char
WhitePoint
— 基準白色点
"d65"
(既定値) | "a"
| "c"
| "e"
| "d50"
| "d55"
| "icc"
| 1 行 3 列のベクトル
基準白色点。1 行 3 列のベクトルまたは次の表の CIE 標準光源のいずれかとして指定します。
値 | 白色点 |
---|---|
"a" | CIE 標準光源 A |
"c" | CIE 標準光源 C [0.9807, 1.0000, 1.1822] 。相関色温度 6774 K で平均天空または北空の昼光をシミュレートしたものです。CIE では推奨されていません。 |
"e" | 等エネルギー放射体、[1.000, 1.000, 1.000] 。理論的参照値として有用。 |
"d50" | CIE 標準光源 D50 [0.9642, 1.0000, 0.8251] 。相関色温度 5003 K で日の出または日没時の暖か味のある昼光をシミュレートしたものです。"地平光" とも呼ばれます。 |
| CIE 標準光源 D55 |
"d65" | CIE 標準光源 D65 [0.9504, 1.0000, 1.0888] 。相関色温度 6504 K で正午の昼光をシミュレートしたものです。 |
"icc" | ICC プロファイルで使用される PCS (プロファイル接続空間) の輝度。小数ビットが 16 ビットの 32 ビット符号付き固定小数点数による [0.9642, 1.000, 0.8249] の近似。実際の値: [31595,32768, 27030]/32768 。 |
データ型: single
| double
| string
| char
OutputType
— 返される RGB 値のデータ型
"double"
| "single"
| "uint8"
| "uint16"
返される RGB 値のデータ型。"double"
、"single"
、"uint8"
、または "uint16"
を指定します。OutputType
を指定しない場合、出力の型は入力と同じになります。
データ型: string
| char
出力引数
RGB
— 変換後の RGB カラー値
数値配列
変換後の RGB の色の値。入力と同じサイズの数値配列として返されます。出力の型は、OutputType
パラメーターを指定した場合を除いて入力の型と同じになります。
ヒント
出力 RGB 色空間を
"linear-rgb"
に指定した場合、出力値は線形化された sRGB 値になります。代わりに、出力色空間を線形化された Adobe RGB (1998) にする場合は、関数rgb2lin
を使用できます。たとえば、CIE 1931 XYZ イメージ
XYZ
を線形化された Adobe RGB (1998) 色空間に変換するには、変換を次の 2 つのステップで実行します。RGBadobe = xyz2rgb(XYZ,"ColorSpace","adobe-rgb-1998"); RGBlinadobe = rgb2lin(RGBadobe,"ColorSpace","adobe-rgb-1998");
バージョン履歴
R2014b で導入R2022b: ProPhoto (ROMM RGB) 色空間のサポート
xyz2rgb
は、sRGB 色空間や Adobe RGB 1998 色空間よりも色域の広い ProPhoto (ROMM RGB) 色空間をサポートするようになりました。ProPhoto 色空間を使用するには、名前と値の引数 ColorSpace
を "prophoto-rgb"
として指定します。
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