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randomCropWindow2d

(非推奨) ランダムな四角形トリミング ウィンドウの作成

R2019b 以降

randomCropWindow2d は推奨されません。代わりに randomWindow2d を使用してください。詳細については、互換性の考慮事項を参照してください。

説明

win = randomCropWindow2d(inputSize,targetSize) は、トリミングしたイメージのサイズが targetSize になるように、サイズが inputSize の 2 次元入力イメージからウィンドウをトリミングします。ウィンドウの座標は入力イメージ内の位置からランダムに選択されます。

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イメージを読み取って表示します。

A = imread('kobi.png');
imshow(A)

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type image.

トリミング ウィンドウのターゲット サイズを指定します。

targetSize = [1000 1000];

3 つのランダムなトリミング ウィンドウを作成します。各ウィンドウは、入力イメージとは異なる位置にあります。

win1 = randomCropWindow2d(size(A),targetSize);
win2 = randomCropWindow2d(size(A),targetSize);
win3 = randomCropWindow2d(size(A),targetSize);

それぞれのランダムなトリミング ウィンドウを使用して元のイメージをトリミングします。

B1 = imcrop(A,win1);
B2 = imcrop(A,win2);
B3 = imcrop(A,win3);

トリミングされた 3 つのイメージをモンタージュとして表示します。

montage({B1,B2,B3},'Size',[1 3]);

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type image.

入力引数

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入力イメージのサイズ。次のいずれかに指定します。

入力イメージのタイプinputSize の形式
2 次元グレースケール イメージまたはバイナリ イメージ[height width] 形式の正の整数の 2 要素ベクトル。
あるサイズの 2 次元 RGB イメージまたはマルチスペクトル イメージ [height width channels] 形式の正の整数の 3 要素ベクトル。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ターゲット イメージのサイズ。次のいずれかに指定します。

ターゲット イメージのタイプtargetSize の形式
2 次元グレースケール イメージまたはバイナリ イメージ[height width] 形式の正の整数の 2 要素ベクトル。
あるサイズの 2 次元 RGB イメージまたはマルチスペクトル イメージ [height width channels] 形式の正の整数の 3 要素ベクトル。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

出力引数

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トリミング ウィンドウ。Rectangle オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2019b で導入

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R2021a: randomCropWindow2d は非推奨

randomCropWindow2d は固定サイズの領域の選択に制限されています。R2021a では、関数 randomWindow2d が導入されました。この関数を使用すると、トリミングされる領域のサイズおよび形状をランダムに指定できます。

コードを更新するには、関数名 randomCropWindow2d のインスタンスを randomWindow2d に変更します。入力引数を変更する必要はありません。

現時点では randomCropWindow2d を削除する予定はありません。