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imputfile

イメージ ファイルのファイル名を設定する [イメージの保存] ダイアログ ボックスの表示

説明

filename = imputfile は、イメージ ファイルの完全名 (ファイルのパスと拡張子を含む) を対話形式で指定できる [イメージの保存] ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスを使用すると、ファイル システム内のフォルダーに移動して、特定のファイルを選択したり新しいファイルの名前を指定したりすることができます。

ファイル名を指定した後、imwrite などの関数を使用してイメージ ファイルをそのファイル名で保存できます。

メモ

[イメージの保存] ダイアログ ボックスは、[保存] をクリックするか操作をキャンセルするまで MATLAB® コマンド ラインをブロックします。

[filename,ext] = imputfile はファイル拡張子 ext も返します。

[filename,ext,user_canceled] = imputfile は、操作がキャンセルされたかどうかを示す論理フラグも返します。

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[イメージの保存] ダイアログ ボックスを開きます。

filename = imputfile

Save Image dialog box

Portable Network Graphics (PNG) 形式のイメージのみを表示するには、[保存タイプ] メニューから形式を選択します。imputfile は、このダイアログ ボックスに表示されるファイルのタイプを [保存タイプ] メニューで選択したイメージ ファイル形式に制限します。

Save as type dropdown menu within the Save Image dialog box. The Portable Network Graphics (*.png) option is selected from a list of common graphics file formats.

新しいファイル名を指定し、[保存] をクリックします。imputfile は、指定したファイル名の絶対パス、ファイル拡張子、および [キャンセル] をクリックしなかったことを示す logical 値 false を返します。imputfile は、選択された形式のファイル拡張子をファイル名に自動的に追加します。

File name menu within the Save Image dialog box. A sample filename "mytest" is entered without a file extension.

filename =

  1×37 char array

    '\\home$\Documents\MATLAB\mytest.png'

イメージを読み取り、シンプルなイメージ処理演算を実行して、filename で指定された場所にその結果を保存します。

im = imread("peppers.png");
gray = rgb2gray(im);
imwrite(gray,filename)

出力引数

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ファイルの名前。文字配列として返されます。

[キャンセル] をクリックするか、[イメージの保存] ダイアログ ボックスを閉じると、imputfilefilename を空の文字ベクトル ('') として返します。

サポートされているファイル形式のファイル拡張子。文字配列として返されます。

[キャンセル] をクリックするか、[イメージの保存] ダイアログ ボックスを閉じると、imputfileext を空の文字ベクトル ('') として返します。

操作がキャンセルされたかどうか。true または false として返されます。[キャンセル] をクリックするか、[イメージの保存] ダイアログ ボックスを閉じると、imputfileuser_canceledtrue (1) として返します。[保存] をクリックすると、imputfileuser_canceledfalse (0) として返します。

データ型: logical

バージョン履歴

R2007b で導入