dlresize
説明
は、空間次元のサイズが Y
= dlresize(X
,'OutputSize',outputSize
)outputSize
と等しくなるように dlarray
オブジェクト X
の空間次元をサイズ変更します。
は、名前と値のペアの引数を使用してサイズ変更操作を調整します。Y
= dlresize(___,Name,Value
)X
が書式付き dlarray
ではない場合、名前と値のペアの引数 DataFormat
を指定しなければなりません。
例
スケール係数による dlarray のサイズ変更
RGB イメージを読み取ります。
A = imread('peppers.png');
dlarray
で使用するためにイメージをデータ型 single
に変換します。次に、入力イメージを含む dlarray
を作成します。
A = im2single(A);
dlarrayA = dlarray(A,'SSC');
dlarray
を係数 1.5 で垂直方向に再スケーリングします。
dlarrayB = dlresize(dlarrayA,'Scale',[1.5 1]);
関数 extractdata
(Deep Learning Toolbox) を使用して、サイズ変更した dlarray
B
からイメージ データを抽出します。
B = extractdata(dlarrayB);
元のイメージとサイズ変更したイメージをモンタージュとして表示します。
montage({A,B},"ThumbnailSize",size(B,[1 2]), ... "BorderSize",10,"BackgroundColor","white")
入力引数
X
— サイズ変更する深層学習配列
dlarray
オブジェクト
サイズ変更する深層学習配列。dlarray
(Deep Learning Toolbox) オブジェクトとして指定します。
scale
— 入力をサイズ変更するスケール係数
正の数値 | 正の数値のベクトル
入力をサイズ変更するスケール係数。正の数値または X
の空間次元の数と長さが等しい正の数値のベクトルとして指定します。scale
がスカラーの場合、dlresize
は同じスケール係数をすべての空間次元に適用します。
outputSize
— サイズ変更した入力の出力サイズ
正の整数のベクトル
サイズ変更した入力の出力サイズ。X
の空間次元の数と長さが等しい正の整数のベクトルとして指定します。1 つの要素を正の整数として指定し、その他の要素を NaN として指定できます。その場合、層はその他の要素を自動的に計算し、入力の縦横比を維持します。
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで、Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: 'Method',linear
DataFormat
— 次元ラベル
string スカラー | 文字ベクトル
入力 dlarray
オブジェクト X
の次元ラベル。'DataFormat'
と string スカラーまたは文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。各文字は次のラベルのいずれかでなければなりません。
S
— 空間C
— チャネルB
— バッチ観測値T
— 時間またはシーケンスU
— 指定なし
X
が書式付き dlarray
ではない場合、名前と値のペアの引数 DataFormat
を指定しなければなりません。詳細については、dlarray
(Deep Learning Toolbox) を参照してください。
例: 'SSC'
は、2 次元 RGB イメージ データに適した 2 つの空間次元と 1 つのチャネル次元が配列にあることを示します。
Method
— 内挿法
"nearest"
(既定値) | "linear"
内挿法。'Method'
と、最近傍内挿の場合は "nearest"
、双一次内挿の場合は "linear"
で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
GeometricTransformMode
— 幾何学的変換モード
"half-pixel"
(既定値) | "asymmetric"
入力空間から出力空間へ点をマッピングする幾何学的変換モード。'GeometricTransformMode'
と、"half-pixel"
または "asymmetric"
で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
NearestRoundingMode
— 最近傍内挿の丸めモード
"round"
(既定値) | "floor"
| "onnx-10"
出力引数
拡張機能
C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。
使用上の注意および制限:
3 個を超える空間 (S) 次元をもつ
dlarray
入力はサポートされていません。コード生成は、
dlarray
入力の空間 (S) 次元についてのみ、可変サイズのデータをサポートしています。1 個を超える空間次元をもつ
dlarray
入力の場合、空間次元はすべて固定サイズまたはすべて可変サイズでなければなりません。
GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。
使用上の注意および制限:
3 個を超える空間 (S) 次元をもつ
dlarray
入力はサポートされていません。コード生成は、
dlarray
入力の空間 (S) 次元についてのみ、可変サイズのデータをサポートしています。1 個を超える空間次元をもつ
dlarray
入力の場合、空間次元はすべて固定サイズまたはすべて可変サイズでなければなりません。
GPU 配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用してグラフィックス処理装置 (GPU) 上で実行することにより、コードを高速化します。
この関数は、GPU 配列を完全にサポートします。詳細については、GPU でのイメージ処理を参照してください。
バージョン履歴
R2020b で導入R2024a: GPU Coder を使用した CUDA コードの生成
dlresize
は、最適化された CUDA® コードの生成をサポートするようになりました (GPU Coder™ が必要)。
R2024a: MATLAB Coder を使用した C コードの生成
dlresize
は、C コードの生成をサポートするようになりました (MATLAB Coder™ が必要)。
参考
dlarray
(Deep Learning Toolbox) | maxpool
(Deep Learning Toolbox) | dltranspconv
(Deep Learning Toolbox)
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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