Main Content

シミュレーション データ インスペクターによるプロット作成の有効化

UI を使用する場合

シミュレーション データ インスペクターを使用して、記録された浮動小数点と固定小数点の入力データと出力データを比較検査できます。固定小数点の変換ツールで、次の手順に従います。

  1. [詳細設定] をクリックします。

  2. [詳細設定] ダイアログ ボックスの [シミュレーション データ インスペクターを用いてプロット][はい] に設定します。

  3. 変換プロセスの数値のテスト段階で、[数値のテスト] をクリックして [比較プロット用の入力と出力を記録] を選択し、 をクリックします。

例については、派生した範囲に基づく固定小数点データ型の推奨を参照してください。

コマンド ラインから

シミュレーション データ インスペクターを使用して、関数によって記録された浮動小数点と固定小数点の入力データと出力データを比較検査できます。MATLAB® コマンド ラインで、次の手順に従います。

  1. 固定小数点の構成オブジェクトを作成し、テスト ファイル名を設定します。

    fixptcfg = coder.config('fixpt');
    fixptcfg.TestBenchName = 'dti_test';
    

  2. テスト ファイルを実行し、生成された固定小数点の MATLAB コードを検証します。比較プロット用に入力データと出力データを記録し、その結果をシミュレーション データ インスペクターでプロットします。

    fixptcfg.TestNumerics = true;
    fixptcfg.LogIOForComparisonPlotting = true;
    fixptcfg.PlotWithSimulationDataInspector = true;
  3. codegen を使用して、固定小数点の MATLAB コードを生成します。

    codegen -float2fixed fixptcfg -config cfg dti

例については、派生した範囲に基づく固定小数点データ型の推奨を参照してください。