ULP 誤差が非ゼロのブロックをチェック
チェック ID: com.mathworks.HDL.ModelChecker.runNFPULPErrorChecks
チェック ID: com.mathworks.HDL.ModelAdvisor.runNFPULPErrorChecks
ネイティブ浮動小数点で ULP 誤差が非ゼロのブロックをチェックします。
説明
このチェックでは、Simulink® モデルでネイティブ浮動小数点モード ULP 誤差が非ゼロのブロックを検出します。チェックを実行すると、[結果] サブペインに、非ゼロの ULP 誤差のあるブロックへのハイパーリンクと ULP 値が表示されます。
結果と推奨アクション
この警告を修正するには、ULP 誤差が非ゼロのブロックのインスタンスを確認し、[浮動小数点許容誤差チェックの基準] を [ULP 誤差]
に設定することで、[許容誤差の値] を指定します。これで、チェックを再実行できます。
メモ
このチェックによって報告された警告の修正は、Simulink モデルの ULP 誤差がゼロであることを保証するものではありません。HDL コードおよびテスト ベンチの生成などの複数の方法を使用して、設計の ULP を検証してください。
参考