許容誤差の値
指定した浮動小数点許容誤差チェックの設定に基づいて許容誤差の値を入力する
モデル コンフィギュレーション ペイン: テスト ベンチ
説明
指定した浮動小数点許容誤差チェックの設定に基づいて許容誤差の値を入力します。
設定
1e-07
(既定の設定) | 0
この値は正の整数または double データ型でなければなりません。
許容誤差の既定値は、指定した浮動小数点許容誤差チェックの設定に応じて異なります。[浮動小数点許容誤差チェックの基準] に設定する値は次のとおりです。
[relative error]
。[許容誤差の値] の既定値は1e-07
です。浮動小数点許容誤差チェックの設定を使用する場合、許容誤差の値を double データ型として指定します。[許容誤差の値] N には、1e-07
以下の値を指定できます。[ulp error]
。[許容誤差の値] の既定値は0
です。浮動小数点許容誤差チェックの設定を使用する場合は、許容誤差の値を整数として指定します。[許容誤差の値] N には、0
以上の値を指定できます。
ヒント
このプロパティを設定するには、hdlset_param
または makehdltb
を使用します。プロパティの値を表示するには、hdlget_param
を使用します。
たとえば、モデルの浮動小数点許容誤差の値を指定するには、関数 hdlset_param
を使用して許容誤差手法を指定してから、許容誤差の値を入力します。たとえば、ULP 誤差に基づいて浮動小数点許容誤差をチェックして、許容誤差値を入力するには、次の処理を実行します。
% Check for floating-point tolerance based on ULP hdlset_param('sfir_single', 'FPToleranceStrategy', 'ULP'); % When using ULP, optionally enter tolerance value >= 0 hdlset_param('FP_test_16a', 'FPToleranceValue', 1); % Generate HDL testbench with specified tolerance setting makehdltb('sfir_single/symmetric_fir')
推奨設定
推奨なし。
プログラムでの使用
プロパティ: FPToleranceValue |
型: double | 整数 |
既定の設定: 1e-07 |
バージョン履歴
R2017a で導入