レイテンシ手法
最小または最大のレイテンシを指定する
モデル コンフィギュレーション ペイン: 浮動小数点
説明
ネイティブ浮動小数点ライブラリにより設計を最小または最大のレイテンシにマッピングするかどうかを指定します。
依存関係
このパラメーターを指定するには、[浮動小数点の使用] を選択します。
設定
MAX (既定値) | MIN | ZERO既定の設定: MAX
次のオプションがあります。
MINネイティブ浮動小数点ライブラリの最小レイテンシにマッピングします。
MAXネイティブ浮動小数点ライブラリの最大レイテンシにマッピングします。
ZEROネイティブ浮動小数点ライブラリのいずれのレイテンシも使用しません。
ヒント
レイテンシ手法を指定するには、次のようにします。
浮動小数点ライブラリとして
Native Floating Pointの浮動小数点ターゲット構成オブジェクトを作成します。fpconfig = hdlcoder.createFloatingPointTargetConfig('NativeFloatingPoint');浮動小数点ターゲット構成オブジェクトの
LibrarySettings属性のLatencyStrategyプロパティを指定します。fpconfig.LibrarySettings.LatencyStrategy = 'MIN';モデルで浮動小数点ターゲット構成を設定してから、HDL コードを生成します。次の例は、
sfir_singleモデルで構成を設定し、symmetric_firサブシステムの HDL コードを生成する方法を示しています。hdlset_param('sfir_single','FloatingPointTargetConfig',fpconfig) makehdl('sfir_single/symmetric_fir')
推奨設定
推奨設定なし。
プログラムでの使用
パラメーター: hdlcoder.FloatingPointTargetConfig オブジェクトの LibrarySettings 属性の LatencyStrategy プロパティ |
| 型: 文字ベクトル |
値: 'MAX' | 'MIN' | 'ZERO' |
既定の設定: 'MAX' |
バージョン履歴
R2020b で導入