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hdl.interpn

n 次元の入力データに基づいて内挿値を求める

R2024b 以降

    説明

    Vq = hdl.interpn(X1,X2,...,Xn,V,Xq1,Xq2,...,Xqn) は、線形内挿と線形外挿を使用して、特定のクエリ点における n 個の変数の関数の内挿値を返します。X1,X2,...,Xn には、各次元のサンプル点の座標が含まれます。V には、各サンプル点の対応する関数値が含まれます。Xq1,Xq2,...,Xqn には、クエリ点の座標が含まれます。

    Vq = hdl.interpn(X1,X2,...,Xn,V,Xq1,Xq2,...,Xqn,interpolation,extrapolation) は、interpolationextrapolation の近似法も指定します。

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    サンプル点と値を定義します。

    X = [1 2 3 4 5];
    V = [12 16 31 10 6];

    クエリ点 Xq を定義し、この点の内挿値を求めます。

    Xq = 4.3;
    Vq = hdl.interpn(X,V,Xq);
    Vq 
    = 8.8000;

    サンプル点と値を定義します。発生器の既定のアルゴリズムとシードを使用して乱数発生器を初期化します。詳細については、rng を参照してください。

    X1 = 1:30; X2 = -10:10; X3 = 1:5; X4 = 10:13;
    rng("default");
    V = rand(30,21,5,4);

    クエリ点 Xq を定義し、この点の内挿値を求めます。

    Xq1 = 35; Xq2 = 20; Xq3 = 10; Xq4 = 1;
    Vq = hdl.interpn(X1,X2,X3,X4,V,Xq1,Xq2,Xq3,Xq4,"linear","nearest");
    Vq 
    = 0.7811;

    入力引数

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    サンプル点。実数の配列またはベクトルとして指定します。各引数内のサンプル点は一意でなければなりません。

    例: [X1,X2,X3,X4] = [1:30,-10:10,1:5,10:13]

    データ型: single | double

    サンプル値。実数の配列として指定します。V の次元はサンプル点の配列 X1,X2,...,Xn のサイズと同じでなければなりません。

    例: rand(10,5,3,2)

    データ型: single | double

    クエリ点の座標。実数のスカラーとして指定します。

    例: [Xq1,Xq2,Xq3,Xq4] = [35 20 10 1]

    データ型: single | double

    内挿法。"linear" として指定します。

    データ型: char | string

    外挿法。"linear" または "nearest" として指定します。

    データ型: char | string

    出力引数

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    内挿値。実数のスカラーとして返されます。

    拡張機能

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    バージョン履歴

    R2024b で導入