Float Typecast

浮動小数点型から符号なし整数またはその逆の型変換

ライブラリ:
HDL Coder / HDL Floating Point Operations

説明

このブロックは、入力の基となるビットを対応する固定小数点または浮動小数点の表現に型変換します。ブロックの入力と出力でビット数は同じになります。

入力データ型	出力データ型
`half`	`uint16`
`single`	`uint32`
`double`	`uint64`
`uint32`	`single`
`uint64`	`double`
`uint16`	`half`

次の図は、指定する入力データ型に応じて、ブロックマスク、動作、および出力データ型がどのように動的に変化するかを示しています。

例

Float Typecast ブロックでのシミュレーションと HCL コードの生成

Float Typecast ブロックを使用して入力を浮動小数点または固定小数点にキャストする。

スクリプトを開く

端子

入力

すべて展開する

Port_1(u) — 入力信号
`scalar` | `vector`

ブロックへの入力を提供する端子。

データ型: single | double | uint32 | fixed point

出力

すべて展開する

Port_1(y) — 出力信号
`scalar` | `vector`

ブロックからの計算された出力を取得する端子。

データ型: single | double | uint32 | fixed point

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための VHDL、Verilog および SystemVerilog のコードを生成します。

このブロックは Native Floating Point モードでの HDL コード生成をサポートしています。このモードを使用するには、ブロックへの入力として single または uint32 データ型を指定します。HDL コードアドバイザーで、[整数格納 (SI)] モードを使用して浮動小数点データ型と固定小数点データ型との間の変換を行う Data Type Conversion ブロックを置き換えることができます。

このブロックは複素信号のコード生成をサポートしています。