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fma

融合積和演算法を使用した乗算と加算

説明

X = fma(A, B, C) は、融合積和演算法を使用して A.*B+C を計算します。融合積和演算では 1 回のみ丸めを行い、多くの場合、結果は加算に続いて乗算を行うよりも正確になります。

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この例では、融合積和演算法を使用して、関数 fma を使用して A×B+C を計算する方法を説明します。

入力を定義し、関数 fma を使用して積和演算を計算します。

a = half(10);
b = half(10);
c = half(2);
x = fma(a, b, c)
x = 

  half

   102

関数 fma の結果を、積を計算してから総和を計算する 2 段階の方法と比較します。

temp = a * b;
x = temp + c
x = 

  half

   102

入力引数

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入力配列。浮動小数点スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。AB が行列の場合、fma は要素単位の乗算を実行してから加算を実行します。

データ型: single | double | half

入力配列。浮動小数点スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。AB が行列の場合、fma は要素単位の乗算を実行してから加算を実行します。

データ型: single | double | half

入力配列。浮動小数点スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

データ型: single | double | half

出力引数

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乗算と加算の結果、A.*B+C。スカラー、ベクトル、行列、または多次元配列として返されます。

バージョン履歴

R2019a で導入

参考