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cordicabs

CORDIC ベースの絶対値

構文

r = cordicabs(c)
r = cordicabs(c,niters)
r = cordicabs(c,niters,'ScaleOutput',b)
r = cordicabs(c,'ScaleOutput',b)

説明

r = cordicabs(c) は、C の複素数要素の大きさを返します。

r = cordicabs(c,niters) では、アルゴリズムの反復が niters 回実行されます。

r = cordicabs(c,niters,'ScaleOutput',b) では、反復の回数、および b のブール値に基づいて逆 CORDIC ゲインの値で出力をスケールするかどうかの 2 つを指定します。

r = cordicabs(c,'ScaleOutput',b) では、b のブール値に基づいて、出力がスケールされます。

入力引数

c

c は複素数値のベクトルです。

niters

niters は、CORDIC アルゴリズムによって実行される反復の回数です。この引数はオプションです。指定する場合、niters は正の整数で、スカラーでなければなりません。niters を指定しない場合や指定した値が大きすぎた場合は、アルゴリズムでは最大値が使用されます。固定小数点の演算では、反復の最大回数は r の語長または theta の語長から 1 を引いた数のうち、小さいほうになります。浮動小数点の演算では、最大値は double で 52、single で 23 です。反復数を増やすと、結果の精度が高まりますが、計算量も増加しレイテンシも増えます。

名前と値のペアの引数

オプションのコンマ区切りの Name,Value の引数ペア。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は一重引用符 ('') で囲まなければなりません。

ScaleOutput

ScaleOutput は、逆 CORDIC ゲイン係数によって出力をスケールするかどうかを指定するブール値です。この引数はオプションです。ScaleOutputtrue または 1 に設定すると、出力値は定数で乗算され、余分な計算が必要になります。ScaleOutputfalse または 0 に設定した場合は、出力はスケールされません。

既定値: true

出力引数

r

r は、複素数入力値の大きさの値を含みます。入力が固定小数点値の場合、r も固定小数点値となります (常に符号付きで、2 進小数点スケーリングを伴います)。すべての入力値は、同じデータ型でなければなりません。入力が符号付きの場合、r の語長は入力の語長 + 2 となります。入力が符号なしの場合、r の語長は入力の語長 + 3 となります。r の小数部の長さは、常に入力の小数部の長さと同じになります。

double 値の cordicabs および abs を比較します。

 dblValues = complex(rand(5,4),rand(5,4));
 r_dbl_ref = abs(dblValues)
 r_dbl_cdc = cordicabs(dblValues)

固定小数点入力の絶対値を比較します。

 fxpValues = fi(dblValues);
 r_fxp_cdc = cordicabs(fxpValues)

詳細

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CORDIC

CORDIC は、COordinate Rotation DIgital Computer の略語です。ギブンス回転に基づく CORDIC アルゴリズムは、Shift-Add 反復演算のみを必要とするため、ハードウェア効率が最も優れたアルゴリズムの 1 つです (参考文献を参照)。CORDIC アルゴリズムは、明示的な乗数を必要としません。CORDIC を使用すると、正弦関数、余弦関数、逆正弦関数、逆余弦関数、逆正接関数、ベクトル振幅関数などのさまざまな関数を計算できます。また、このアルゴリズムは除算、平方根、双曲線、対数などの関数にも使用できます。

CORDIC の反復数を増やすと、結果の精度が高まりますが、それにより計算量が増加しレイテンシが増えます。

アルゴリズム

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信号の流れ図

CORDIC ベクトル モード カーネル

CORDIC カーネルの精度は X、Y および Z の初期値の選択に依存します。このアルゴリズムは以下の初期値を使用します。

x0 is initialized to the x input valuey0 is initialized to the y input valuez0 is initialized to 0

fimath の伝播ルール

CORDIC 関数は、入力に追加されたすべてのローカル fimath を破棄します。

CORDIC 関数は、計算の実行時に独自の内部 fimath を使用します。

  • OverflowActionWrap

  • RoundingMethodFloor

出力には fimath が追加されていません。

拡張機能

R2011b で導入