MATLAB ヘルプ センター
ベクトル、配列の添字の作成
y = j:k
y = j:i:k
y = j:k は一定間隔で区切られたベクトル [j, j+1 ,..., k] を返します。j > k の場合、j:k は空です。
y
j
k
j > k
j:k
少なくとも 1 つのコロン オペランドは、fi オブジェクトでなければなりません。すべてのコロン オペランドは整数値でなければなりません。すべての固定小数点オペランドは、2 進数でスケーリングしなければなりません。傾きとバイアスのスケーリングはサポートされていません。いずれかのオペランドが複素数の場合、関数 colon は警告を生成し、オペランドの実数部のみを使用します。
fi
colon
y = colon(j,k) は、y = j:k と同じ結果になります。
y = colon(j,k)
例
y = j:i:k は一定の間隔で区切られたベクトル [j,j+i,j+2i, ...,j+m*i] を返します。ここで、m = fix((k-j)/i) です。i == 0、i > 0 および j > k または i < 0 および j < k の場合、y = j:i:k は空の行列を返します。
i
[j,j+i,j+2i, ...,j+m*i]
m = fix((k-j)/i)
i == 0
i > 0
i < 0
j < k
すべて折りたたむ
fi をコロン演算子として使用する場合は、すべてのコロン オペランドを整数値にしなければなりません。
a = fi(1,0,3,0); b = fi(2,0,8,0); c = fi(12,0,8,0); x = a:b:c
x = 1 3 5 7 9 11 DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling Signedness: Unsigned WordLength: 8 FractionLength: 0
すべての入力オペランドは符号なしであるため、x は符号なしで語長は 8 になります。結果のベクトルの小数部の長さは常に 0 です。
x
a= fi(int8(-1)); b = uint8(255); c = a:b; len = c.WordLength
len = 9
signedness = c.Signedness
signedness = 'Signed'
語長が c の場合は、int8 の範囲と uint8 の範囲の交差部分を処理するための追加ビットが必要です。オペランド a は符号付きであるため、c のデータ型は符号付きです。
c
int8
uint8
a
開始オペランドと終了オペランドが符号なしの場合、インクリメント オペランドには負を指定できます。
x = fi(4,false):-1:1
x = 4 3 2 1 DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling Signedness: Unsigned WordLength: 16 FractionLength: 0
いずれかのオペランドが浮動小数点数の場合、出力の語長および符号属性は fi オペランドと同じになります。
x = fi(1):10
x = 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling Signedness: Signed WordLength: 16 FractionLength: 0
x = fi(1):10 は fi(1:10, true, 16, 0) と同等であるため、x は符号付きで語長は 16 ビットになります。
fi(1:10, true, 16, 0)
コードで非整数オペランドを使用している場合は、オペランドが整数となるようにコロン式を書き換えます。
コロン オペランドが整数値でないため、次のコードは機能しません。
Fs = fi(100); n = 1000; t = (0:1/Fs:(n/Fs - 1/Fs));
整数のオペランドを使用するようにコロン式を書き換えます。
Fs = fi(100); n = 1000; t = (0:(n-1))/Fs;
いずれかのコロン オペランドの値が、コロン式で使用されているデータ型の範囲外である場合、MATLAB® はエラーを生成します。
y = fi(1,true,8,0):256
256 は fi(1,true, 8,0) の範囲外であるため、MATLAB はエラーを生成します。この動作は組み込み整数の動作と同じです。たとえば、y = int8(1):256 は同じエラーを生成します。
fi(1,true, 8,0)
y = int8(1):256
開始オペランド。実数スカラーの整数値 fi オブジェクトまたは組み込みの数値型として指定されます。
非スカラー配列を指定すると、MATLAB は j:i:k を、j(1):i(1):k(1) と解釈します。
j:i:k
j(1):i(1):k(1)
データ型: fi |single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64
single
double
int16
int32
int64
uint16
uint32
uint64
インクリメント。実数スカラーの整数値 fi オブジェクトまたは組み込みの数値型として指定されます。開始オペランド j と終了オペランド k が両方とも符号なしの場合でも、インクリメント オペランド i は負にできます。
終了オペランド。実数スカラーの整数値 fi オブジェクトまたは組み込みの数値型として指定されます。
Fixed-Point Designer™ は、次のルールを使用して y のデータ型を判別します。
データ型は、固定小数型の入力オペランドの範囲の和集合に対応します。
開始オペランドまたは終了オペランドが符号付きの場合、結果のデータ型は符号付きになります。それ以外の場合、結果のデータ型は符号なしになります。
y の語長は、小数部の長さが 0 で最下位ビットの実際値が 1 といった最小値となります。
いずれかのオペランドが浮動小数点数の場合、y の語長および符号属性は fi オペランドから派生します。
いずれかのオペランドがスケーリングされた double の場合は、y もスケーリングされた double になります。
y の fimath は、入力オペランドの fimath と同じです。
fimath
すべての fi オブジェクトのデータ型が double の場合、y のデータ型は double です。すべての fi オブジェクトのデータ型が single の場合、y のデータ型は single です。double と single の両方の入力があり、固定小数点入力がない場合、出力のデータ型は single になります。
R2013b で導入
colon | fi
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