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setDataDefault

データ カテゴリに対する既定のコード設定の指定

R2021a 以降

    説明

    setDataDefault(myCoderDictionaryObj,category,Name,Value) は、モデル データの指定されたカテゴリに関して、既定のストレージ クラスおよびストレージ クラス プロパティの値をコード マッピングで設定します。

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    関数 coder.mapping.api.get を使用して、データ ディクショナリに関連付けられた CoderDictionary オブジェクトにアクセスします。

    cm = coder.mapping.api.get('codeDefinitions.sldd');

    ディクショナリでのルートレベルの Inport に対するストレージ クラスを表示するには、関数 getDataDefault を使用します。

    value = getDataDefault(cm, 'Inports', 'StorageClass')
    value =
    
        'Default'

    ディクショナリは、Inport に対して既定のストレージ クラスを使用します。

    ストレージ クラスを構成するには、関数 setDataDefault を使用します。

    setDataDefault(cm, 'Inports', 'StorageClass', 'ExportedGlobal')

    Inport のストレージ・クラスが現在 ExportedGlobal に設定されていることを確認するには、関数 getDataDefault を使用します。

    value = getDataDefault(cm, 'Inports', 'StorageClass')
    value =
    
        'ExportedGlobal'

    入力引数

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    関数 coder.mapping.api.get の呼び出しで返されるコーダー ディクショナリ オブジェクト。

    プロパティ値を返すデータ要素のカテゴリ。

    例: 'Inports'

    名前と値の引数

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    例: 'StorageClass','ExportedGlobal'

    コンマ区切りされた Name,Value の引数ペアを指定します。ここで、Name は引数名、Value は対応する値です。Name は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,…,NameN,ValueN のように、複数の名前と値のペアの引数を指定できます。名前と値のペアの引数の順序は重要ではありません。

    指定されたデータ要素カテゴリ用に設定するストレージ クラス。事前定義済みのストレージ クラスまたはモデルに関連付けられた Embedded Coder ディクショナリで定義されているストレージ クラスの名前。指定可能な値は、指定するカテゴリに応じて変わります。生成されたコードでのデータ表示を制御するストレージ クラスの選択を参照してください。

    例: 'StorageClass','ImportedExtern'

    データ要素および外部コードによって読み取られるグローバル データの定義を含む C ソース ファイルのファイル名。ストレージ クラス ConstConstVolatileExportToFile、および Volatile に適用されます。

    例: 'DefinitionFile','myDataDefs.c'

    データ型: char | string

    データ要素が生成コードで呼び出す get 関数の名前。ストレージ クラス GetSet に適用されます。

    例: 'GefFunction','myDataGetFunction'

    データ型: char | string

    データ要素および外部コードによって読み取られるグローバル データの宣言を含む C ヘッダー ファイルのファイル名。ストレージ クラス ConstConstVolatileDefineExportToFileGetSetImportedDefineImportFromFile、および Volatile に適用されます。

    例: 'HeaderFile','myDataDecl.h'

    データ型: char | string

    モデルに関連付けられた Embedded Coder ディクショナリで定義されているメモリ セクションの名前。

    例: 'MemorySection','myFastMem'

    データ型: char | string

    同じモデルの階層構造の他のモデルで使用されるグローバル データを所有するモデルの名前。グローバル データ定義は、データを所有するモデル用に生成されたコードに含まれます。ストレージ クラス ConstConstVolatileExportToFile、および Volatile に適用されます。

    例: 'Owner','myModelA'

    データ型: char | string

    モデル コンフィギュレーション パラメーター [配列のレイアウト][行優先] に設定されている場合、生成されたコード内で多次元配列として表されるデータ要素の次元を保持するかどうかを示すフラグ。ストレージ クラス ConstConstVolatileExportToFileFileScopeImportFromFileLocalizable、および Volatile に適用されます。

    例: 'PreserveDimensions','True'

    データ型: logical

    データ要素が生成コードで呼び出す set 関数の名前。ストレージ クラス GetSet に適用されます。

    例: 'SetFunction','myDataSetFunction'

    データ型: char | string

    コード ジェネレーターが生成されたコード内でデータ要素の構造体を識別するために使用する名前。ストレージ クラス Bitfield および Struct に適用されます。

    例: 'StructName','myDataStruct'

    Embedded Coder ディクショナリで定義されたストレージ クラス プロパティ。指定可能な値は、ストレージ クラスの定義に応じて異なります。

    データ型: char | string

    バージョン履歴

    R2021a で導入