このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
アンダーランの削減
Simulink® モデルの Audio Device Writer ブロックを調べてアンダーランを特定し、アンダーランを減らします。
1.モデルを実行します。Audio Device Writer からコンピューターの既定のオーディオ出力デバイスにオーディオ ストリームが送信されます。Audio Device Writer ブロックは、アンダーランが発生したサンプル数をTime Scopeに送ります。
2.Artificial Load ブロックのコメントを解除します。このブロックは、シミュレーションを遅くする計算を行います。
3.モデルを実行します。デバイス ライターでサンプルが破棄される場合は次を実行します。
a. シミュレーションを停止します。
b. From Multimedia Fileブロックを開きます。
c. [フレームあたりのサンプル数] パラメーターを 1024
に設定します。
d. ブロックを閉じ、シミュレーションを実行します。
モデルでサンプルの破棄が続く場合は、フレーム サイズをさらに大きくします。フレーム サイズを大きくすると、サウンド カードで使用されるバッファー サイズが大きくなります。バッファー サイズが大きくなれば、オーディオのレイテンシは高くなりますが、アンダーランが発生する可能性が低くなります。