Unbuffer
入力フレームをバッファー解除してスカラー出力のシーケンスに変換する
ライブラリ:
DSP System Toolbox /
Signal Management /
Buffers
説明
Unbuffer ブロックは、Mi 行 N 列の入力を 1
行 N 列の出力にバッファー解除します。ブロックは入力を行ごとにバッファー解除し、行列の各行が出力で独立した時間サンプルになるようにします。ブロックが入力を受信する速度は、一般的に、ブロックが出力を生成する速度よりも遅くなります。
たとえば、次の図について考えてみます。ブロックは 3 つのサンプル周期ごとに 1 回だけ入力を受け取りますが、出力は 1 つのサンプル周期ごとに 1 回だけ生成します。入力をより大きなフレーム サイズまたはより小さなフレーム サイズに再バッファーするには、Buffer ブロックを使用します。
ブロックは、入力と出力の両方で "サンプル周期" が同じになるように、つまり Tso = Tsi になるように出力レートを調整します。したがって、フレーム サイズ Mi とフレーム周期 Tfi の入力に対する出力サンプル周期は Tfi/Mi となります。これは入力フレーム レートの Mi 倍のレートを表します。
次の図では、ブロックはフレーム サイズが 3 である 4 チャネルの入力をバッファー解除しています。[初期条件] パラメーターがゼロに設定され、タスク モードがマルチタスクに設定されているため、最初の 3 つの出力はゼロのベクトルになります。
例
端子
入力
出力
パラメーター
ブロックの特性
データ型 |
|
直達 |
|
多次元信号 |
|
可変サイズの信号 |
|
ゼロクロッシング検出 |
|
詳細
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入