Normalization
行、列、または指定された次元に沿ったベクトル正規化の実行
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説明
Normalization ブロックは、[2 ノルムの二乗]
または [2 ノルム]
メソッドを使用して、入力の指定された次元のそれぞれの行、列、またはベクトルを個別に正規化します。
ブロックが信号を正規化する方法の詳細については、アルゴリズムを参照してください。
例
端子
入力
出力
パラメーター
ブロックの特性
データ型 |
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直達 |
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多次元信号 |
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可変サイズの信号 |
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ゼロクロッシング検出 |
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詳細
アルゴリズム
このブロックは、任意の次元の入力 U を、指定された次元に沿って方向付けされたベクトルの集合として扱います。ブロックは、これらのベクトルを、そのノルムまたはそのノルムの二乗のいずれかで正規化します。
たとえば、3 次元入力 U(i,j,k) について、その 2 番目の次元に沿って正規化すると仮定します。まず、2 次元の中間量 V(i,k) を次のように定義して、V の各要素が U 内のベクトルのノルムとなるようにします。
V をもとに、2 ノルム モードでのブロック Y(i,j,k) の出力は次で求められます。
2 ノルムの二乗モードでのブロック出力は次で求められます。
正規化バイアス b は通常、ゼロ除算の可能性を防止する小さな正の定数 (たとえば、1e-10) になるように選択されます。
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入