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fvtool

結合オールパス フィルターの周波数応答の可視化

説明

fvtool(caf) は、結合オールパス フィルター System object™ の振幅応答を表示します。

fvtool(caf,options) は、オプションで指定された応答を表示します。たとえば、結合オールパス フィルター System object のインパルス応答を可視化するには、options'impulse' に設定します。

caf = dsp.CoupledAllpassFilter;
fvtool(caf,'impulse');

fvtool(____,Name,Value) は、指定の各プロパティが指定の値に設定されたフィルターの応答を可視化します。

その他の入力オプションについては、FVTool を参照してください。

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次数 3 のバタワース ローパス フィルターを設計します。内部の乗算器構造を最小限にした結合オールパス構造を使用します。

Fs = 48000;    % in Hz
Fc = 12000;    % in Hz
frameLength = 1024;
[b,a] = butter(3,2*Fc/Fs);
AExp = [freqz(b,a,frameLength/2); NaN];
[c1,c2] = tf2ca(b,a);
caf = dsp.CoupledAllpassFilter(c1(2:end),c2(2:end));

dsp.CoupledAllpassFilter'SubbandView' オプションを使用して、ローパス フィルターの出力、電力相補ハイパス フィルターの出力、またはその両方を fvtool で可視化できます。

ローパス フィルターの出力を表示するには、'SubbandView'1 に設定します。

fvtool(caf,'SubbandView',1,'Fs',Fs)

Figure Magnitude Response (dB) contains an axes object. The axes object with title Magnitude Response (dB) contains an object of type line.

ハイパス フィルターの出力を表示するには、'SubbandView'2 に設定します。

fvtool(caf,'SubbandView',2,'Fs',Fs)

Figure Magnitude Response (dB) contains an axes object. The axes object with title Magnitude Response (dB) contains an object of type line.

両方の出力を表示するには、'SubbandView''all'、[1 2]、または [1;2] に設定します。

fvtool(caf,'SubbandView','all','Fs',Fs);

Figure Magnitude Response (dB) contains an axes object. The axes object with title Magnitude Response (dB) contains 2 objects of type line.

入力引数

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入力フィルター。dsp.CoupledAllpassFilter System object として指定します。

例: caf = dsp.CoupledAllpassFilter; fvtool(caf)

フィルター解析オプション。次のいずれかとして指定します。

  • 'magnitude' –– 振幅応答

  • 'phase' –– 位相応答

  • 'freq' –– 周波数応答

  • 'grpdelay' –– 群遅延

  • 'phasedelay' –– 位相遅延

  • 'impulse' –– インパルス応答

  • 'step' –– ステップ応答

  • 'polezero' –– 極/零点プロット

  • 'coefficients' –– 係数ベクトル

  • 'info' –– フィルター情報

  • 'magestimate' –– 振幅応答推定

  • 'noisepower' –– ノイズ パワー スペクトルの丸め誤差

例: fvtool(caf,'freq')

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前は、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みました。

例: caf = dsp.CoupledAllpassFilter; fvtool(caf,'SubbandView','all','Arithmetic','single')

表示するサブバンドを指定します。このプロパティは次のいずれかに設定できます。

  • 1 –– ローパス フィルターの出力を表示します。

  • 2 –– 電力相補ハイパス フィルターの出力を表示します。

  • 'all'[1 2][1;2] –– 両方の出力を表示します。

サンプリング レート。スカラーとして指定します。この値により、FVTool がチャネライザーのフィルターの周波数応答を表示するナイキスト区間 [–Fs/2 Fs/2] が決まります。

データ型: single | double

解析で使用する演算を指定します。演算入力が指定されず、フィルター System object がロック解除状態の場合、解析ツールは倍精度フィルターであると仮定します。

バージョン履歴

R2013b で導入

参考

関数

ツール

オブジェクト