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量子化ワークフローの必要条件
このページでは、Deep Learning Toolbox Model Quantization Library を使用した深層学習ネットワークの量子化、シミュレーション、および展開に必要な製品について説明します。必要な必要条件は、量子化ワークフローの各段階における選択によって異なります。
すべての量子化ワークフローに関する必要条件
以下の要件は、量子化ワークフローのすべての段階に適用されます。
Deep Learning Toolbox™
サポートされているネットワークと層
各実行環境でサポートされているネットワークと層は、以下のリンクで説明されています。
GPU — サポートされるネットワーク、層、クラス (GPU Coder)
FPGA — Supported Networks, Layers, Boards, and Tools (Deep Learning HDL Toolbox)
CPU — コード生成でサポートされているネットワークとレイヤー (MATLAB Coder)
MATLAB — コード生成でサポートされているネットワークとレイヤー (MATLAB Coder)
メモ
実行環境が MATLAB に設定されている場合、Intel MKL-DNN 深層学習ライブラリの層のみがサポートされます。
キャリブレーションに関する必要条件
キャリブレーションに関する必要条件は、キャリブレーション環境の選択によって異なります。
ホスト GPU でのキャリブレーション (既定) —
Parallel Computing Toolbox™
GPU Coder™ Interface for Deep Learning Libraries
Compute Capability 3.2 以上の CUDA® 対応 NVIDIA® GPU
ホスト CPU でのキャリブレーション —
MATLAB® Coder™ Interface for Deep Learning Libraries
Windows® の場合、MinGW C/C++
コンパイラはサポートされていません。Microsoft Visual C++ 2019
、Microsoft Visual C++ 2017
、または Microsoft Visual C++ 2015
を使用してください。
Linux® の場合、GCC C/C++ コンパイラを使用してください。
サポートされているコンパイラの一覧については、Supported and Compatible Compilers を参照してください。
量子化に関する必要条件
MATLAB で関数 quantize
を使用するかディープ ネットワーク量子化器アプリの [Export]、[Export Quantized Network] オプションを使用してシミュレーション用にネットワークを量子化する場合、追加の必要条件はありません。
検証に関する必要条件
関数 validate
を使用するか、ディープ ネットワーク量子化器アプリの [Quantize and Validate] ボタンを使用して、量子化されたネットワークの展開を検証するには、以下が必要です。
実行環境 | 検証に関する必要条件 |
---|---|
GPU |
|
FPGA |
|
CPU |
メモ 検証前に、 |
MATLAB |
|
"FPGA" 実行環境の場合、dlquantizer
の Simulate
プロパティを 'on'
に設定すると、量子化されたネットワークをシミュレーションによって検証できます。このオプションは、Deep Learning HDL Toolbox があれば使用できます。
このソフトウェアは、CPU および GPU への展開のため、畳み込み層の重み、バイアス、および活性化を、8 ビットにスケーリングされた整数データ型に量子化することで、畳み込み深層ニューラル ネットワーク用のコードを生成します。この量子化は、関数 calibrate
によって生成されたキャリブレーション結果ファイルを codegen
(MATLAB Coder) コマンドに渡すことで行われます。
コード生成では、関数 quantize
によって生成された量子化済みの深層ニューラル ネットワークがサポートされません。