purelin

線形伝達関数

構文

A = purelin(N)

info = purelin('code')

説明

A = purelin(N) は、正味入力 (列) ベクトルの S 行 Q 列の行列 N を取り、N に等しい S 行 Q 列の行列 A を返します。

info = purelin('code') は、次の各 code 文字ベクトルに関する有用な情報を返します。

• purelin('name') は、この関数の名前を返します。

• purelin('output') は、出力範囲 [min max] を返します。

• purelin('active') は、アクティブな入力範囲 [min max] を返します。

• purelin('fullderiv') は、dA_dN が S×S×Q であるか、S 行 Q 列であるかによって、1 または 0 を返します。

• purelin('fpnames') は、関数パラメーターの名前を返します。

• purelin('fpdefaults') は、既定の関数パラメーターを返します。

例

伝達関数 purelin の作成、およびネットワーク内の層への割り当て

この例では、伝達関数 purelin を作成してプロットし、それをネットワーク内の層 i に割り当てる方法を示します。

伝達関数 purelin のプロットを次のように作成します。

n = -5:0.1:5;
a = purelin(n);
plot(n,a)

この伝達関数をネットワーク内の層 i に割り当てます。

net.layers{i}.transferFcn = 'purelin';

入力引数

N — 正味入力

行列

正味列ベクトル入力。S 行 Q 列の行列として指定します。

出力引数

A — 線形伝達関数

行列

線形伝達関数。S 行 Q 列の行列として返されます。

アルゴリズム

a = purelin(n) = n

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

sim | satlin | satlins