satlin

飽和線形伝達関数

グラフおよび記号

Saturating linear transfer function. The function returns 0 if input n is less than or equal to 0, n if n is greater than or equal and less than or equal to 1, 1 if n is greater than or equal to 1.

構文

A = satlin(N,FP)

説明

satlin はニューラル伝達関数です。伝達関数は、層の正味入力から層の出力を計算します。

A = satlin(N,FP) は次の 2 つの入力を取ります。

N

正味入力 (列) ベクトルの S 行 Q 列の行列

FP

関数パラメーターの構造体 (無視)

これは、N の要素を [0, 1] にクリップした S 行 Q 列の行列 A を返します。

info = satlin('code') は、サポートされている各 code 文字ベクトルに関する有用な情報を返します。

satlin('name') は、この関数の名前を返します。

satlin('output',FP) は、出力範囲 [min max] を返します。

satlin('active',FP) は、アクティブな入力範囲 [min max] を返します。

satlin('fullderiv') は、dA_dN が S×S×Q であるか、S 行 Q 列であるかによって、1 または 0 を返します。

satlin('fpnames') は、関数パラメーターの名前を返します。

satlin('fpdefaults') は、既定の関数パラメーターを返します。

例

伝達関数 satlin のプロットを作成するコードを以下に示します。

n = -5:0.1:5;
a = satlin(n);
plot(n,a)

この伝達関数をネットワークの層 i に割り当てます。

net.layers{i}.transferFcn = 'satlin';

アルゴリズム

a = satlin(n) = 0, if n <= 0
n, if 0 <= n <= 1
1, if 1 <= n

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

| | |