tanhLayer
双曲線正接 (tanh) 層
説明
双曲線正接 (tanh) 活性化層は、層の入力に対して tanh 関数を適用します。
作成
プロパティ
NumInputs
— 入力の数
1
(既定値)
この プロパティ は読み取り専用です。
層への入力の数。1
として返されます。この層は単一の入力のみを受け入れます。
データ型: double
InputNames
— 入力名
{'in'}
(既定値)
この プロパティ は読み取り専用です。
入力名。{'in'}
として返されます。この層は単一の入力のみを受け入れます。
データ型: cell
NumOutputs
— 出力の数
1
(既定値)
この プロパティ は読み取り専用です。
層からの出力の数。1
として返されます。この層には単一の出力のみがあります。
データ型: double
OutputNames
— 出力名
{'out'}
(既定値)
この プロパティ は読み取り専用です。
出力名。{'out'}
として返されます。この層には単一の出力のみがあります。
データ型: cell
例
双曲線正接層の作成
'tanh1'
という名前の双曲線正接層 (tanh) を作成します。
layer = tanhLayer('Name','tanh1')
layer = TanhLayer with properties: Name: 'tanh1' Learnable Parameters No properties. State Parameters No properties. Use properties method to see a list of all properties.
Layer
配列に tanh 層を含めます。
layers = [
imageInputLayer([28 28 1])
convolution2dLayer(3,16)
batchNormalizationLayer
tanhLayer
maxPooling2dLayer(2,'Stride',2)
convolution2dLayer(3,32)
batchNormalizationLayer
tanhLayer
fullyConnectedLayer(10)
softmaxLayer]
layers = 10x1 Layer array with layers: 1 '' Image Input 28x28x1 images with 'zerocenter' normalization 2 '' 2-D Convolution 16 3x3 convolutions with stride [1 1] and padding [0 0 0 0] 3 '' Batch Normalization Batch normalization 4 '' Tanh Hyperbolic tangent 5 '' 2-D Max Pooling 2x2 max pooling with stride [2 2] and padding [0 0 0 0] 6 '' 2-D Convolution 32 3x3 convolutions with stride [1 1] and padding [0 0 0 0] 7 '' Batch Normalization Batch normalization 8 '' Tanh Hyperbolic tangent 9 '' Fully Connected 10 fully connected layer 10 '' Softmax softmax
アルゴリズム
層の入力形式と出力形式
層配列内または層グラフ内の層は、形式を整えた dlarray
オブジェクトとして後続の層にデータを渡します。dlarray
オブジェクトの形式は文字列で、各文字はデータ内の対応する次元を表します。この形式には次の文字が 1 つ以上含まれています。
"S"
— 空間"C"
— チャネル"B"
— バッチ"T"
— 時間"U"
— 指定なし
たとえば、4 次元配列として表された 2 次元イメージ データがあり、最初の 2 つの次元がイメージの空間次元に対応し、3 番目の次元がイメージのチャネルに対応し、4 番目の次元がバッチ次元に対応している場合、このイメージ データは "SSCB"
(空間、空間、チャネル、バッチ) という形式で記述できます。
TanhLayer
オブジェクトは要素単位の演算を適用し、あらゆる形式の入力データをサポートします。層は、次元を追加したり削除したりせず、入力と同じ形式でデータを出力します。
複素数
TanhLayer
オブジェクトは、複素数値の入力と出力をサポートします。 (R2024a 以降)この層は、複素数値の入力に対して実数値の入力に対する演算と同じように基となる演算を適用し、結果が複素数となった場合は複素数値のデータを出力します。
拡張機能
C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。
GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。
バージョン履歴
R2019a で導入R2024a: 複素数値の入力と出力のサポート
TanhLayer
オブジェクトは、複素数値の入力と出力をサポートします。この層は、複素数値の入力に対して実数値の入力に対する演算と同じように基となる演算を適用し、結果が複素数となった場合は複素数値のデータを出力します。
MATLAB コマンド
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コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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