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crop2dLayer

2 次元トリミング層

説明

2 次元切り取り層は、入力に 2 次元のトリミングを適用します。

この層には次の 2 つの入力があります。

  • 'in' — トリミングされる特徴マップ

  • 'ref' — トリミング後の出力のサイズ [height width] を決めるのに使用される参照層

この層を作成した後に、この層を layerGraph に追加することで、層を直列に接続できます。トリミング層を他の層に接続するには、入力名を指定して connectLayers を呼び出します。関数 connectLayers は、接続されてネットワークの学習準備が整った LayerGraph オブジェクトを返します。

作成

説明

layer = crop2dLayer(Mode) は、入力特徴マップをトリミングする層を返し、Mode プロパティを設定します。

layer = crop2dLayer(Location) は、箱型ウィンドウを使用して入力特徴マップをトリミングする層を返し、ウィンドウの位置を表す Location プロパティを設定します。

layer = crop2dLayer(___,'Name',Name) は、トリミング用の層を作成し、オプションの Name プロパティを設定します。

プロパティ

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トリミング モード。'centercrop' または 'custom' として指定します。

モード説明
'centercrop'入力特徴マップの中心にトリミング ウィンドウが配置されます。
'custom'Location プロパティに基づいてトリミング ウィンドウの位置が決定されます。Location プロパティを 2 要素行ベクトルとして指定した場合、この値が自動的に設定されます。

データ型: char

トリミング ウィンドウの位置。'auto' または 2 要素行ベクトルとして指定します。

位置説明

[x y] の形式の 2 要素行ベクトル

トリミング ウィンドウの左上隅が、入力特徴マップの [x y] の位置になります。x は水平方向の位置を表し、y は垂直方向の位置を表します。

'auto'入力特徴マップの中心にトリミング ウィンドウが配置されます。Mode プロパティを 'centercrop' として指定した場合、この値が自動的に設定されます。

層の名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。Layer 配列入力の場合、関数 trainnettrainNetworkassembleNetworklayerGraph、および dlnetwork は、名前が "" の層に自動的に名前を割り当てます。

Crop2DLayer オブジェクトは、このプロパティを文字ベクトルとして格納します。

データ型: char | string

層の入力の数。この層は 2 つの入力をもちます。

データ型: double

層の入力名。この層は、'in' および 'ref' という名前の 2 つの入力をもちます。

データ型: cell

この プロパティ は読み取り専用です。

層からの出力の数。1 として返されます。この層には単一の出力のみがあります。

データ型: double

この プロパティ は読み取り専用です。

出力名。{'out'} として返されます。この層には単一の出力のみがあります。

データ型: cell

すべて折りたたむ

2 次元トリミング層を作成し、layerGraph オブジェクトを使用して両方の入力を接続します。

層を作成します。

layers = [
     imageInputLayer([32 32 3],'Name','image')
     crop2dLayer('centercrop','Name','crop')]
layers = 
  2x1 Layer array with layers:

     1   'image'   Image Input   32x32x3 images with 'zerocenter' normalization
     2   'crop'    Crop 2D       center crop

layerGraph を作成します。crop2dLayer の最初の入力は、イメージ入力層の最初の出力に自動的に接続されます。

lgraph = layerGraph(layers)
lgraph = 
  LayerGraph with properties:

     InputNames: {'image'}
    OutputNames: {1x0 cell}
         Layers: [2x1 nnet.cnn.layer.Layer]
    Connections: [1x2 table]

イメージ入力層を、2 次元トリミング層の "ref" 入力に接続します。

lgraph = connectLayers(lgraph,'image','crop/ref')  
lgraph = 
  LayerGraph with properties:

     InputNames: {'image'}
    OutputNames: {1x0 cell}
         Layers: [2x1 nnet.cnn.layer.Layer]
    Connections: [2x2 table]

アルゴリズム

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拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。

バージョン履歴

R2017b で導入

参考

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