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stripdims

dlarray データ形式の削除

R2019b 以降

説明

Y = stripdims(X) は、次元ラベルなしで dlarray X を返します。Y は書式化されていない dlarray です。

Y = stripdims(X,fmt) はさらに、書式設定 fmt 内の次元ラベルに従って並べられた次元をもつ Y を出力します。

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書式化された dlarray を作成します。

dlX = dlarray(randn(3,2,1,2),'SSTU')
dlX = 
  3(S) x 2(S) x 1(T) x 2(U) dlarray


(:,:,1,1) =

    0.5377    0.8622
    1.8339    0.3188
   -2.2588   -1.3077


(:,:,1,2) =

   -0.4336    2.7694
    0.3426   -1.3499
    3.5784    3.0349

次元ラベルがないこと以外は dlX と同じ配列を作成します。

y = stripdims(dlX)
y = 
  3x2x1x2 dlarray


(:,:,1,1) =

    0.5377    0.8622
    1.8339    0.3188
   -2.2588   -1.3077


(:,:,1,2) =

   -0.4336    2.7694
    0.3426   -1.3499
    3.5784    3.0349

入力引数

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入力データ。書式化された (または書式化されていない) dlarray オブジェクトとして指定します。

出力データの次元の説明。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

データの形式は文字列で、各文字はデータ内の対応する次元のタイプを表します。

各文字は以下のとおりです。

  • "S" — 空間

  • "C" — チャネル

  • "B" — バッチ

  • "T" — 時間

  • "U" — 指定なし

たとえば、シーケンスのバッチを含み、1 番目、2 番目、および 3 番目の次元がそれぞれチャネル、観測値、およびタイム ステップに対応する配列の場合、"CBT" の形式で指定できます。

fmt が空であるか、X が書式化されていない dlarray オブジェクトである場合、YX と等しくなります。そうでない場合、X が書式化された dlarray オブジェクトであれば、関数 stripdims は、次元が fmt で指定された順序となるように出力を自動的に並べ替えます。この場合、fmt は、dims(X) の順列の上位集合でなければなりません。

データ型: char | string

出力引数

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書式化されていない dlarray。書式化されていない dlarray オブジェクトとして返されます。このオブジェクトは、次元ラベルがないこと以外は入力配列 X と同じです。X が書式化されていない場合、Y = X となります。

ヒント

  • stripdims を使用して、dlarray が同じサイズの数値配列と同様の動作をすること、次元ラベルに起因する特別な動作がないことを確認します。

  • stripdims を呼び出すと、この関数によって末尾にある大きさ 1 の次元が削除されるため、ndims(X) は減少する可能性があります。

    X = dlarray(ones(3,2), 'SCB');
    ndims(X)
    ans =
    
         3
    X = stripdims(X);
    ndims(X)
    ans =
    
         2

拡張機能

バージョン履歴

R2019b で導入

参考

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